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宮城県女川町出身の中村雅俊、被災地の現状を語る「復興はまだまだ」

宮城県女川町出身の中村雅俊、被災地の現状を語る「復興はまだまだ」

 

宮城県女川町出身の俳優・中村雅俊が11日、日本テレビ系の情報番組『PON!』(平日10:25~11:30)に生出演し、故郷への思いと復興の現状を語った。

被災地でのライブやトレーラーハウスの寄贈など、精力的に復興支援活動を行ってきた中村。東日本大震災から4年を迎えたこの日、発生直後の状況やこれまでを振り返り、女川町グルメを食べながら被災地を応援した。

津波で被害を受けた故郷を目の当たりにしたのは、地震発生から1カ月が経過した2011年4月14日。「壊滅状態と聞いていたんですけど、それ以上でした。びっくりしました」と当時を思い返した。

さまざまな支援活動を行う中で、宮城県東松島市の鳴瀬桜華小学校には校歌を作曲してプレゼント。番組では生徒の前で歌唱中の写真が紹介され、「お披露目したつもりだったんですけど、お返しで生徒たちがその校歌を歌ってくれたんです。この時はめちゃくちゃ感動しました」とうれしそうに語った。

最後にMCのビビる大木から「現在の復興の状況は」と聞かれ、中村は「ここ2年以上は変わっていません。復興はまだまだなんだなと感じます」と訴えつつ、「女川町でいえば駅舎もできて来月には線路が女川まで伸びてきます。少しずつですけど復旧は進んでいます」と説明。視聴者に向けて、「まだまだですけどがんばっていますので、皆さん応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

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