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復活まで23年…コロッケが語っていた「ものまね四天王」分裂の真相

 復活まで23年…コロッケが語っていた「ものまね四天王」分裂の真相

 「ものまね四天王」が23年ぶりに復活するという。9日のスポーツ各紙によると、グッチ裕三(63)とモト冬樹(63)のビジーフォー、清水アキラ(60)、栗田貫一(57)、コロッケ(54)のいわゆる「ものまね四天王」が今月29日、東京・渋谷公会堂で大震災チャリティーコンサートを行うのだとか。
 
  それはそれで結構なことだが、気になるのは23年前の分裂の理由。各紙とも「方向性の違い」としか書いてないから、ますます知りたくなってくる。ホントは何があったのか。実は3年前、本紙に「勝手にマネしてすみません」を長期連載していたコロッケは自らの口で当時の様子をこう語っていた。
 
 「『ものまね王座決定戦』を降板することになったときのことをお話しします(中略)。自分のパフォーマンスができないという、いら立ちもあった。当時ぼくら出演者ひとりに与えられていた時間はわずか1分半。ぼくの、ダンスとか取り入れたネタは、4、5分かかり、どうやっても収まらない。それでも、ぼくは自由にやっていたんです。すると、番組スタッフの方から、凄い怒鳴られまくって……」
 
  当時は100人中100人から「おまえはバカか」と言われたそうだが、降板後に映画や舞台を見まくり、それが今の「五木ロボット」や明治座の舞台につながっているというから何が幸いするか分からない。
 
 「コロッケばかりではありません。清水は三男の良太郎を立派なものまね芸人に育てたほか自らも爆笑トークショーを各地で開催し、毎回、満員大入りだし、グッチは料理好きタレントとして活躍中。モトも芸能界一とも言われる交遊の広さを生かして、歌番組の司会などで第一線にいる。栗田にいたっては、かつてものまねのネタだった『ルパン三世』の正式の声優の座を獲得しています」(芸能関係者)
 
  考えてみれば、23年前の分裂があったからこそ、それぞれが自らの芸にさらに磨きをかけられたのかも知れない。となると、“恩讐”を乗り越えた29日のコンサートがますます楽しみになってくる。

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