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時代劇「三匹の侍」の再放送 “4~6シリーズだけ”のなぜ?
CSの時代劇専門チャンネルが「三匹の侍」第4~6シリーズを4月末に放送するというので、テレビ関係者の間で話題になっている。「なんで第1~3シリーズはやらないの?」「まだやってなかったの?」など、反応はさまざまだが、第1~3シリーズを放送しない理由はハッキリしている。
■NHK大河も放送できない作品がズラリ
「三匹の侍」の放送が始まったのはテレビ草創期の昭和38年から。あまりに古過ぎるため、原盤が残っていないのだという。365日、時代劇を流し続ける専門チャンネルだけに、「まだ放送してないものはないはず」と思っていたが、確かに原盤がなくちゃ放送できるはずはない。同様のケースは他にないのか? 同チャンネルの宣伝担当が言う。
「リクエストが多いのに、原盤がないため放送できない番組の筆頭はNHKの大河ドラマです。1963年の『花の生涯』からスタートしていますが、原盤が残っているのは76年の『風と雲と虹と』から。そのため『竜馬がゆく』や『樅ノ木は残った』などは残念ながら放送できません」
原盤ではなく、権利関係がクリアできないため放送できないものとしては、これまた時代劇のド定番「水戸黄門」(TBS系)があるそうだ。
「大河ドラマではありませんが、NHKで山口崇さんが主演した『天下御免』(71年)、田村正和さん主演の『鳴門秘帖』(77年)、それにNET(現テレビ朝日)で栗塚旭さんが主演した『われら九人の戦鬼』(66年)もリクエストの多い番組です。しかし、これらも原盤が残っていないため、放送できないのです」(前出の担当)
ファンにとっては残念無念。せいぜい「三匹の侍」を楽しむとするか。初回放送は4月22日。