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病乗り越え…西城秀樹、8年半ぶり新曲「ヒデキ、カンレキ!」
2度の脳梗塞から復帰した歌手・西城秀樹(59)が、8年半ぶりとなる新曲「蜃気楼」などが収録される還暦記念アルバム『心響 -KODOU-』(4月13日発売)を完成させたことが28日、わかった。60歳の誕生日発売に向け、後遺症と闘いながら1年かけて完成にこぎつけた西城は、かつて自身が出演したCMの名フレーズをもじり、「これこそ本当の『ヒデキ、還暦!』いや、感激です」とダジャレを交えて喜びをかみしめた。
【写真】レコーディング別カット&ジャケット写真3種
西城は2003年6月、11年12月と2度、脳梗塞を発症。現在でも右手と右足にしびれが残り、リハビリを続けながらも歌手活動を再開させ、自身のヒット曲の数々を「全曲リアレンジ・新録音」するアルバム制作を進めてきた。
都内のスタジオで今剛(G)、松原秀樹(B)、山木秀夫・長谷川浩二(Dr)ら一流ミュージシャンとともにセッションする形でレコーディングしてきたが、後遺症との闘いで順調には進まず、何も録音せずに帰る日も。1曲録るのに2週間ほどかかり、全20曲(メドレー収録曲含む)の制作には1年の期間を要した。
なかでも「この曲との出会いは運命を感じています」と言うほど思い入れの深い曲が、8年半ぶりの新曲「蜃気楼」だ。もともとは、「夏の日の1993」のミリオンヒットで知られる男性デュオ・classの岡崎公聡(ko)がボーカルを務めるバンド「Battle Cry」の楽曲で、「いつかカバーしたい」と思っていた矢先、脳梗塞が再発した。
以前とは「180度変わってしまった」自身の体に絶望感を抱いたという西城は、ふと、「蜃気楼」の歌詞にある「もう一度だけなら立てる気がした 焦げ付きそうなこの体」というフレーズを思い出し、復活を目指すきっかけに。「暗がりの中から一筋の光が見えたような、そんな気がしました」と振り返る。
12年2月の復帰以降、コンサートのアンコールで同曲を歌い続けてきた西城は「僕自身にエールを送るためでもありますが、聴いてくださる皆様にも心に響いた歌でもあったようです。この曲は僕が歌ってこそ意味がある」との思いを深め、同曲の作詞作曲者でもあるkoに相談し、西城の8年半ぶりの新曲としてアルバムに収録することを決めた。
ようやく完成にこぎつけ、「60歳という節目の年にニューアルバムを発売できること、最高に幸せです」と感無量。自身の名曲のセルフカバーについても「日本のトップミュージシャンが集結してくれ、僕の財産とも呼べるオリジナルナンバーを蘇らせてくれました。…