薬物拘束の人気俳優ワン・シュエビンを釈放、「権力との関係？」ネットで話題―中国

　

　2015年3月27日、違法薬物使用の疑いで身柄を拘束された中国の俳優ワン・シュエビン（王学兵）が、「深く反省し態度がよい」との理由で釈放されたことが明らかになった。新浪が伝えた。
　
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　演技派の人気俳優ワン・シュエビンは今月10日、違法薬物使用の疑いで北京市公安局に身柄を拘束された。公安局の公式中国版ツイッターが同日、明らかにしたもの。中国メディアでは15年以上の薬物使用歴および、自宅に覚せい剤を隠し持っていたと報道している。
　
　そのワン・シュエビンが今月25日、釈放されていたことが明らかに。拘束直後の尿検査が陰性反応だったことも中国メディアが報じている。公安局の公式中国版ツイッターは27日、ワン・シュエビンが取り調べの中で、過去の薬物使用と他人に使用を教唆した罪を認め、深く反省していることから釈放に至ったことを説明している。
　
　ここ数年、ジャッキー・チェンの息子で俳優ジェイシー・チャン（房祖名）、人気俳優コー・チェントン（柯震東）をはじめ、芸能人の薬物騒動が多発している。その中で、釈放されたケースはこれが初めて。中国のインターネット上では、「不思議な釈放劇だ」「いい知り合いがいるって心強いな」「やっぱり権力との関係が頼りだね」など、今回の釈放を疑問視する声が後を絶たない。（翻訳・編集/Mathilda）