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読テレ決断「委員会」たかじんさん“冠名”外す 訴訟問題とは「関連性ない」
読売テレビは12日、昨年1月に他界したタレント・やしきたかじんさんの冠番組「たかじんのそこまで言って委員会」に関して、番組タイトルからたかじんさんの冠名を外すと発表した。4月から「そこまで言って委員会NP」と改題する。当初は高視聴率などを挙げて冠継続方針を示していたが、転じた理由について同局は「更なる発展を目指す気概」と説明。たかじんさんの家族が絡んだ訴訟が起こっている問題との関連性は否定した。
これでたかじんさん他界後もタイトルを変えずに放送していた在阪3局の冠3番組中、2番組から今春改編で冠が消えることが確定した。
同番組は日曜昼間におおむね13~15%の高視聴率を獲得しており、1月には望月規夫社長が「冠を外すということについてはノーアイデア」と継続方針を示していた。ただ、同局はその後の、一周忌特番の放送を終えた時期から再検討を行い「引き続き多くの視聴者に支持していただける番組を続けることを決断し、更なる発展を目指すという気概を込め、番組は新たなスタートを切ることになった」と改題に至った経緯を説明した。
高視聴率番組としては異例の措置とも映るが、同局は、たかじんさんの家族が絡む複数の訴訟が起こっていることについては「関連性はありません」と否定。一部で、冠番組に高額な“看板料”が発生していると報じられていたことに関しては「番組の制作過程に関することはお話できない」とした。
一方、新タイトルとなる4月以降、現在司会の辛坊治郎氏に加え、フリーの渡辺真理アナウンサー(47)が新たに進行役に加わることも発表された。かつてTBS「NEWS23」や、テレビ朝日「ニュースステーション」でキャスターを務めた渡辺アナが、聖域なき毒舌議論で知られる同番組でどうかじ取りをするかにも注目が集まる。渡辺アナは「『委員会』にお声がけいただき光栄です。長く愛されている番組への期待に応え、いい意味で裏切り、力を注ぎます」とコメントした。
たかじんさんの冠名に関しては、9日に関西テレビが「たかじん胸いっぱい」(土曜、正午)を、4月から「胸いっぱいサミット!」と改題すると発表。一方、テレビ大阪は「たかじんNOマネーBLACK」(土曜、午後1・00)のタイトルを継続すると発表しており、唯一の冠番組として残った。