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香川照之、木村拓哉との共演はいつも「真剣勝負」 『アイムホーム』にゲスト出演
俳優の香川照之が、SMAP・木村拓哉主演のテレビ朝日系ドラマ『アイムホーム』(4月16日スタート、毎週木曜 後9:00)の初回(第1話)にメインゲストとして出演することがわかった。二人が映画やドラマで共演するのは初めてのことではないが、香川は「僕にとって、木村拓哉さんとの仕事はいつも、他の現場とはある意味一線を画した真剣勝負」と語っている。
仮面を被ったように見える妻を演じる上戸彩
木村と香川は、映画『HERO』(2007年)、ドラマ『MR.BRAIN』(TBS、2009年)、『南極大陸』(TBS、2011年)、そして、昨年3月に放送されたドラマスペシャル『宮本武蔵』(テレビ朝日)でも武蔵(木村)と師匠・沢庵(香川)として共演している。
今回、二人が共演する作品は、ある爆発事故に巻き込まれて、こん睡状態に陥った男・家路久(木村)が目覚めると、直近5年ほどの記憶が曖昧で、手元に残された10本の鍵の束を元に、失われた過去を探っていくミステリーホームドラマ。
香川が演じるのは、久がバリバリの営業マンだった頃に取引相手だった大手不動産会社の専務・竹田雅夫。久とは大口の案件を数々こなしてきた、ある種戦友のような関係だった人物。とある場所で久と再会し、記憶をなくしていることを聞いて驚く竹田。この竹田との出会いが久にある変化をもたらすことになる。
再びの真剣勝負を終えて、香川は「襟をただし心構えを見直し、曇りがないことを確かめないと木村さんとは出会えない。一見、スムースにナチュラルに事を運んでいるかに見える木村さんだが、その実、見えざる水面下では他の追随を許さないほどの命懸けで足をかき、全てのカットに全力を注いでくるからである。その姿勢は、8年前に初めてお会いした時から変わっていない」と言葉に力を込め、「今回もゲストという立場ながら、その木村さんの、真の男気とまた向かい合えることは、俳優として本当に幸せなのです」と感慨にひたった。
以降も、物語の展開そのものにも関係してくるゲスト出演者が次々と登場。4月23日放送の第2話には、久とは学生時代からの親友で、売れない映画監督の山野辺俊役でココリコの田中直樹が出演。ふとしたきっかけで山野辺のことを思い出した久は、彼との昔話に花を咲かせるが、山野辺は久にとある秘密を隠しているようで…。
4月30日放送の第3話のメインゲストは女優の蓮佛美沙子。久の前妻・野沢香(水野美紀)の妹・祥子役で、野心家だった頃の久がなぜ最初の結婚をし、そして離婚したのか、その謎を解明していくきっかけになる人物を演じる。
ほかにも、第1話には高級クラブのママ役で高岡早紀、第2話には西岡徳馬、そして第3話には寺田農が出演する。