＜アキバ中古ゲーム市況＞閃乱カグラに行列！ 新作はスパロボ一色

　東京・秋葉原などで中古ゲームやDVDを販売する「TRADER（トレーダー）」の家庭用ゲーム部門責任者を務める小林俊一さん。1日のうちに価格がめまぐるしく変動する激戦区を見つめる小林さんに、3月25～31日の集計を基に中古市場の今を語ってもらいます。

　「閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS－少女達の選択－」（PS4・Vita、マーベラス）が本当にすごかった。発売日は朝から行列ができるほどの盛り上がり。アキバであんな列を見たのは久しぶりですね。「ソードアート・オンライン ロスト・ソング」（Vita、バンダイナムコゲームス）の限定版、「ブラッドボーン」（PS4、SCE）の初回版などもあっという間に売り切れ。年度末に大いに盛り上がりました。

　中古市場は「ドラゴンクエストヒーローズ　闇竜と世界樹の城」（PS4・PS3、スクウェア・エニックス）がPS4版、PS3版の順でワンツー。「閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS」が8位に入っていますが、こちらは既に完売しています。

　◇新作ゲームの手応え

　シリーズ完結作となる「第3次スーパーロボット大戦Z　天獄篇」（PS3・Vita、バンダイナムコエンターテインメント）一色の展開で大いに盛り上がっています。最近のタイトルには珍しくテレビCMがかなり投入されていたのは、個人的にもとてもうれしかったのですが、その効果もあって素晴らしい売れ行きになりました。今のところVita版が先行していますね。ほかでは初のPS4版となる「地球防衛軍4．1」（ディースリーパブリッシャー）も売れています。