AKB川栄李奈、電撃卒業発表に悲鳴 たかみな涙「早いよ…」

　

　AKB48の川栄李奈が26日、さいたまスーパーアリーナで行われているAKB48春の単独コンサートのステージでグループからの卒業を発表した。

　春の人事異動発表を読み上げていた茅野しのぶ総支配人が最後に「川栄李奈、卒業」と読み上げると、悲鳴に似た絶叫が会場を揺るがした。

　川栄は涙ながらに「去年の事件があって握手会に出られなくなって。AKB48は握手会を大事にしてるけど、私は出られないし、これからも出られることはないし…どうしようかなと。周りの人は気にしなくていいよと言ってくれたけど、自分は気にしてしまった」と説明した。

　ドラマ出演を通して「お芝居することがすごく好き」と気づいたという川栄は「私はAKB48のメンバーじゃないと通用しないと思うので、一から頑張りたいと思いました」と決意を表明。客席からは「頑張れ～」「りっちゃん応援してるよ」という声援が飛んだ。

　同じチームAメンバーの高橋みなみは「川栄は苦悩とかあまり出さない子だけど、感じてはいました」と話し「長くいる先輩からすると、川栄早いよとも思います。もっといてほしかった」と本音を漏らして涙した。

　川栄と仲のいい横山由依は「川栄が悩んで悩んで決めたこと。川栄はお芝居で頑張ると決めた。頑張って、一番のファンやから」とエールを送り、二人で顔を見合わせて笑顔になった。

　春の人事異動では、AKB48の北原里英が今年10月に新潟に発足するNGT48のキャプテンとして移籍。柏木由紀がNMB48の兼任が解除された代わりに、NGT48兼任となった。たかみなから「きたりえ（北原）はまだまだ伸びるよ。でっかいグループにしてね」と託された北原は「まかしてください。やってやるよという気持ちです！」と涙ながらに決意を示した。