J SPORTS、民間放送事業社として初の8K映像制作に挑戦

　

　J SPORTSは、8Kでの映像制作に挑戦したと発表した。 2014年秋にサイクルロードレースで4K映像を撮影したジェイ・スポーツが、高性能プロペラ機によるエアロバディック飛行を中心に8K撮影した映像「SKY」を制作した。 収録場所は福島市スカイパーク。収録形態は8K4板方式カメラ1台と8K単板式カメラ。7分の番組になっている。 固定カメラだけでなく、アクションカム的な撮影を実施。さらに、4K4面マルチ映像で8K画面を表現することにもトライしている。その結果、地上からの大自然の映像と、セスナ機からの空撮による高精密かつ、臨場感あふれる映像を表現することに成功した。 高速移動する被写体と飛行機での空撮による8K映像制作は、民間放送事業社としては初の試み。なお、映像制作は、NHKメディアテクノロジーの技術協力を得ている。 「SKY」は、試験放送チャンネル「Channel 4K」にて、4Kでの配信が4月に予定されている。