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「12歳の頃から倒すのが夢だった」とガブリロワがシャラポワを倒して3回戦に進出 [マイアミ・オープン]
3月25日からアメリカ・マイアミで開幕した「マイアミ・オープン」(WTAプレミアマンダトリー/ハードコート)。
木曜日に行われた2回戦で、第2シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のダリア・ガブリロワ(ロシア)に6-7(4) 3-6で敗れ、初戦で姿を消した。シャラポワはこれまで今大会の決勝に5度進出しているが、優勝したことはない。
ガブリロワは21歳。モスクワ生まれだが、拠点はオーストラリアに置いて活動している選手だ。彼女にとっては、この日の勝利はトップ10選手相手に初めての勝利だったが、満員に近い観客の前で、攻撃的で、落ち着いた試合ぶりだった。
シャラポワはガブリロワについて少し知っているだけでコートに立ったと話していたが、対するガブリロワはシベリア生まれのシャラポワについて、よく知っていた。
「12歳くらいの頃に彼女がウィンブルドンで勝つのを見てから、マリアに勝つのが夢だった」とガブリロワ。「彼女は私のアイドル。ロシアでは物凄い有名人だから」。
シャラポワは4度サービスゲームを落としていて、リターンやロングラリーでもリズムを見つけられずに苦戦した。だがこれもガブリロワの守備の能力の高さゆえのことだろう。
「彼女は走って、ボールをたくさん返してきた」とシャラポワ。「私にエラーが多かったのも認めるわ。そして、我慢しきれずに、ウィナーを狙いにいきすぎていた」。
一方、今年で16度目の出場となったビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、予選から勝ち上がってきていたユルスラ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-3 6-2で下している。また、ユルスラの姉のアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)や、かつてのナンバーワンプレーヤーのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)もそれぞれ2回戦を突破した。
第1セットからシャラポワは追いかける展開となり、何とか持ち込んだタイブレークでも先にリードを許した。シャラポワは簡単なスマッシュをネットにかけてセットを失い、悲しそうな表情を見せていた。
「タイブレークで追いつけると思っていた」とシャラポワは言いながら、「あと1本が欲しかった」と続けている。
第2セットも0-3とリードされたシャラポワは、もう追いつけなかった。最後となったポイントもシャラポワのミス。勝利の瞬間のガブリロワは、コートでくるりと身体を回転させ、コートに倒れ込んで大きく叫んだ。…