【米国はこう見ている】コロンが史上3位の高齢開幕投手に イチロー上回るMLB現役2位の年長選手

　

　MLB現役3位のイチローは最年長野手として開幕を迎えることが濃厚

　　メッツの大ベテラン、バートロ・コロン投手が4月6日（日本時間7日）の開幕戦ナショナルズ戦で球団史上最年長の開幕投手を務めることが濃厚となった。ESPNなどが報じている。

　　メッツは23日に開幕ローテを発表予定だが、ドミニカ共和国出身の右腕が開幕投手を託される可能性が高まっているという。

　　コロンはMLBで現役2位の年長選手として知られる。メジャー最年長はロッキーズのリリーバー、ラトロイ・ホーキンス投手。そして、コロンに次ぐ3位で、メジャー最年長野手として開幕を迎えることが濃厚なのが、マーリンズのイチロー外野手だ。コロンが現役打者で最も多く対戦（96打席）しているのは、イチローとなっている。

41歳317日での開幕投手はメッツの球団記録更新へ

　　これまでのメッツの最年長開幕投手は、2007年のトム・グラビン氏の41歳7日だったが、開幕戦を41歳317日で迎えるコロンはこれを更新することになる。

　　また、これはメジャーの最年長開幕投手としては3位の記録だという。1位はマリナーズ時代のジェイミー・モイヤー氏が記録した43歳136日。2位はランディ・ジョンソン氏がヤンキース時代に記録した42歳205日だった。日本プロ野球での最年長開幕投手は、1998年の広島・大野豊氏が記録した42歳216日となっている。

　　コロンは昨年、現ソフトバンクの松坂大輔投手とチームメートだった。2012年には薬物規定違反で50試合の出場停止処分を受けたが、昨年は41歳で先発ローテーションの座を守り、15勝13敗、防御率4.09という成績を残していた。