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【高松宮記念】香港馬エアロヴェロシティが優勝!
29日の中京11Rで行われた第45回高松宮記念(4歳上オープン、GI、芝1200メートル、18頭立て、1着賞金=9500万円、グローバルスプリントチャレンジ第3戦)は、ザカリー・パートン騎手騎乗の4番人気エアロヴェロシティ(セン7歳、香港=ポール・オサリバン厩舎)がゴール前3頭の争いから抜け出してV。同レース史上初の外国馬制覇を成し遂げた。タイムは1分8秒5(稍重)。
【写真で見る】ガッツポーズをして喜びを爆発させるパートン騎手
短距離王国の底力をまざまざと見せつけた。昨年暮れの香港スプリントを制したエアロヴェロシティが、先行して抜け出したハクサンムーンと、外から迫るミッキーアイルの間からグイッと抜け出して快勝。ドバイで他馬の打診を受けながら断って来日を決断した名手・パートンが何度も何度もガッツポーズを掲げて、喜びを爆発させた。
レースは出ムチを入れてアンバルブライベンが先行策。外からハクサンムーンが2番手につけて、エアロヴェロシティは3番手のイン。4コーナーでは内ラチ沿いに進むアンバルブライベンと対照的にハクサンムーンが馬場のいい外に持ち出してリードを取る。外から好位につけていたミッキーアイルとともに、インから外に持ち出したエアロヴェロシティも接近。3頭が後続を離しての争いとなったが、最後は1/2馬身抜け出してエアロヴェロシティが制した。2着はハクサンムーン。ハナ差3着がミッキーアイルだった。
エアロヴェロシティは、父Pins、母Exodus、母の父Kaapstadという血統のニュージーランド産馬で、ンガイ・ヨン氏の所有馬。通算成績は17戦9勝。国際GIは香港スプリント(2014年)に次いで2勝目。ポール・オサリバン調教師、ザカリー・パートン騎手ともに高松宮記念初勝利。
なお、04年にニュージーランドから香港に移籍したオサリバン調教師は、父と共同管理という形で臨んだ1989年のジャパンC(ホーリックス)以来、日本で2度目のGI制覇となった。
ウイニングランでもファンに大きなアクションでアピールしたパートン騎手は「本当に、馬の勝とうとする信念が強かった。残り350メートルあたりでは苦しんでいたが、ビッグなハートを持っている。雨も初めての経験だったので、そのあたりはどうかと思っていたし、それもあって苦しんだのかと思うが、非常に勇気ある馬で、いい勝ち方ができた。私は日本の競馬が大好きで、そこでGIを勝てたのは非常に感動的だし、うれしく思っている。オーナーからは、ここを勝ったら秋のスプリンターズSに挑戦するプランも聞いているので、秋にまたいいレースをお見せしたい」と秋の再来日を予告していた。