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ハリル監督、全改宣言!ウズベク戦「ほぼ違う選手使う」
◆キリンチャレンジカップ2015 日本―ウズベキスタン(31日・東京スタジアム)
バヒド・ハリルホジッチ新監督(62)の就任初戦となったチュニジア戦(27日)で初勝利を挙げた日本代表が、次戦の31日・ウズベキスタン戦(東京ス)でスタメン総入れ替えを行う可能性が高くなった。試合から一夜明けた28日、大分市内で練習後、東京へ移動。チュニジア戦で途中出場し、代表デビューを飾ったFW宇佐美貴史(22)=G大阪=は香川、岡崎、本田の“ビッグ3”から刺激を受け、初先発へ向けてアピールを宣言した。
午前11時からの練習前。初勝利の余韻も冷めやらぬ中、もはや恒例となった指揮官の鋭い笛の音がピッチに響いた。聞き慣れた集合の合図にビシッと集結した選手に、ハリルホジッチ監督は「昨日はブラボーだった!」と称賛。選手らの笑顔が消えぬまま次にこう切り出した。「でも次は、ほぼ違う選手を使うぞ」。またも生存競争を突き付けた。そして「これはチャンスなんだ!」と野心をあおった。
チュニジア戦では招集した29人のうち、17人が起用された。ウズベキスタン戦では、さらに他の選手にもチャンスを与えることを明言した指揮官。その言葉に闘争心をかき立てられたのが、宇佐美だ。代表デビューとなったチュニジア戦は後半27分に途中出場すると、同44分に放ったシュートは右ポストに当たって無得点。力の一端はのぞかせたが、結果は残せなかった。「短い時間ですけど練習でアピールして、スタメンで出たい」。ハリル・ジャパンの初陣、左FWで先発起用されたのは同い年のFW武藤。ライバルをしのぐプレーを練習で見せれば、初先発の可能性は十分にある。
そのために、貪欲に学ぶ姿勢は見せている。日本代表攻撃陣の“ビッグ3”とも積極的に交流。チュニジア戦後、香川とプレーの距離感について話し合った。さらに自らが課題とするオフ・ザ・ボール(ボールを持たない時)の動きについては、「パスが出てこなくても、待ち続ける力というか、根気がすごい」と尊敬するFW岡崎に質問。出し手との呼吸を合わせる動きをアドバイスされた。
本田からは試合後、ポストに当てたシュートに対し「決めとけよ!」とゲキを飛ばされた。それも期待の表れと受け止め、さらなる成長を狙う宇佐美。「主力として(18年の)ロシアW杯に出る」という野望に向け、勝負の品評会はすでに始まっている。(金川 誉)