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大久保、4戦4発で並ぶ宇佐美に「それ以上に点取れば…」
[4.4 J1第1ステージ第4節 川崎F4-1新潟 等々力]
鬱憤を晴らす2ゴールだった。川崎フロンターレは2-0の後半26分、MF森谷賢太郎からのスルーパスに抜け出したFW大久保嘉人が右足で追加点。同42分にも大久保がDF武岡優斗のスルーパスに反応し、右足で流し込んだ。
今季初の1試合2得点。1点目を決めたあとはゴール裏で雄叫びをあげ、感情を爆発させた。「ナビスコで負けて、(前節の)山形戦も負けて、チームの流れが良くなかった」。公式戦2連敗でリーグ戦は2週間の中断期間に入った。
「負けて休みに入れば雰囲気も良くないし、流れもずっと良くないまま。練習から自分にチャンスが来なくて、悩むところもあった。自分に悔しかったので、(点を取って)ホッとした部分もあった」。大久保は得点後の心境をそう打ち明けた。
シュート2本で2得点。チームとしても計5本のシュートで4得点を記録した。“決定率”は80%。「どれだけ打っても入らないときもあるし、打ったら変なのが入るときもある。それがサッカーだから」。2年連続Jリーグ得点王は実感を込めて言った。
この日は日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督も視察に訪れていたが、「意識? まったくないです」と即答。3月下旬に行われた代表戦に関しても「ちょっとしか見てない。10分も見てないぐらい。自分が入ってないときの代表はいつもそう。何も考えずに普通に見ている」と淡々と語った。
それでも同じFW陣の活躍は刺激になる部分もあるようだ。日本代表で初ゴールを決め、前日3日のJリーグでも2得点を挙げたFW宇佐美貴史(G大阪)について聞かれると、「活躍していて、いいんじゃないですか? Jリーグ組ががんばっているのはうれしい」と称賛の言葉を送った。開幕4試合で4ゴールずつの大久保と宇佐美。「俺もそれ以上に点を取れば、俺もやれるなってなる」。3年連続得点王へ、最大のライバルに対する“宣戦布告”だった。
(取材・文 西山紘平)
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