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<高校選抜ラグビー>大阪桐蔭、東福岡降し4強入り
第16回全国高校選抜ラグビー大会(毎日新聞社後援)は第5日の4日、埼玉・熊谷ラグビー場で準々決勝4試合があり、4強に大阪勢3校が残った。大阪桐蔭は昨年度に選抜、全国高校大会と全国高校7人制の「3冠」を達成した東福岡を29−17で降した。東海大仰星(大阪)32−10桐蔭学園(神奈川)、常翔学園(大阪)34−14で国学院栃木に快勝。前監督が部員への暴力で1月末に辞任した流通経大柏(千葉)は26−19で春日丘(愛知)に逆転勝ちして、第11回大会(2010年度)以来の準決勝進出を決めた。
準決勝は6日、同ラグビー場で大阪桐蔭−流通経大柏(午前11時開始)、東海大仰星−常翔学園(午後0時15分開始)の顔合わせで行われる。
◇初めて「ヒガシ」から勝利
大阪桐蔭が堅い守りで昨年度「高校3冠」の東福岡の攻撃をはね返した。選抜大会と全国大会を通じて初めて「ヒガシ」から勝利。主将でSHの杉山は「全員でカバーして守れた」と胸を張った。
8−7で迎えた後半開始早々、体格にものをいわせた東福岡の連続攻撃で逆転トライを許した。しかし、後半3分、CTB福島が敵陣で突破して再逆転のトライ。同16分には鮮やかなサインプレーでWTB楠本が防御をすりぬけて点差を広げた。自分たちのペースで攻撃できたのは防御が安定していたからだ。
最初のタックルで東福岡の選手を倒せなくても、次のタックルがすぐに飛びかかる。ゲインラインを越えられても、大きく前進されることは少なかった。常に反省点を並べる綾部監督も「やってきたことを出せた」と手応えを口にした。最大の難敵を退け、2大会ぶりの頂点へ勢いが付いた。【吉見裕都】
◇東福岡監督「フィジカル部分で負けた」
12点差を付けられた東福岡の藤田監督は「実力通り。フィジカルの部分で負けた」と淡々と振り返った。今大会のメンバーで昨年度の全国大会にもベンチ入りしていたのは一人だけ。シンプルな縦突破で攻めたが、体作りの途上だけに昨年度のチームほどの迫力はなかった。藤田監督は「体ができるのは夏が過ぎてから。このままでは終わらない」と巻き返しを期した。