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広島“黒田フィーバー”逃し…今季交流戦でパ3球団が大打撃
先日行われたパの営業担当者の会合。出席した関係者によれば、楽天の担当者がブツブツ不満を漏らしていたという。
「今季から日程が変わった交流戦のことです。『ウチとロッテさん、日本ハムさんは完全にババを引いてしまいましたね。大打撃ですよ』と」(パの某関係者)
昨年までの交流戦はホーム&ビジター方式を採用。おのおののチームが平等に本拠地2試合、敵地2試合を行う24試合制だった。ところが、数年前からセ側は「2連戦が続く24試合制では移動日が多く間延び感がある」と試合数削減を提案。昨年8月の12球団代表者会議でその主張が認められたことから、今季は「各カード3試合。1年ごとに主催球場をホームとビジターで入れ替える」という18試合制への変更が決まった。
■広島戦の集客は来年も期待できる?
楽天の関係者が「ババ」というのは、その「隔年ごと」の本拠地開催権のこと。当初はパの各チームも「1年ごとに本拠地が代わるだけなら」とタカをくくっていたものの、今季はメジャー帰りの黒田博樹(40)の影響もあって、広島戦の集客が好況。交流戦でも広島戦はどの球場も満員が予想されている。
が、今季から18試合制になったことで、パの球団で「ドル箱」の広島戦をホームで行えるのは、ソフトバンク、オリックス、西武の3球団だけ。楽天、ロッテ、日本ハムはビジターでの3連戦しかなく、「クロダノミクス」で潤う他球団の姿を指をくわえて見ているしかないのである。
「来季はホームで広島戦を行えるとはいえ、今オフにはマエケン(前田健太)がメジャー移籍する可能性が高いし、黒田だって成績次第では引退してしまうかもしれない。そうなれば、今年ほど広島戦の集客は期待できない。運が悪いといわれればそれまでですが、黒田フィーバーが盛り上がれば盛り上がるほど楽天、日ハム、ロッテの営業担当者は歯噛みすることになるでしょうね」とは、前出関係者。
ちなみに、観衆3万人とした場合の1試合の平均的な売上額は、チケット代や物販を含めおよそ1億円といわれる。3連戦なら軽く3億円は稼げた。悔しがるのもムリはない。