膝を故障のセレナも出場の意向「私はここが大好きで、ホームでプレーするのが大好き」 [マイアミ・オープン]

　

　3月24日にアメリカ・マイアミで開幕した「マイアミ・オープン」（WTAプレミア・マンダトリー／ハードコート）。
　　膝の故障で前週の「BNPパリバ・オープン」の準決勝を棄権して1週間足らずのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）だが、水曜日の段階で2連覇中の今大会には金曜日の夜に予定されている初戦にはフィットした状態で出場したいと話している。　　これはマイアミが彼女にとっては「ホーム」の大会だというのが理由の一つだという。彼女の自宅は会場から1時間ほどのパームビーチ・カウンティにある。
　「今日、こんなインタビューがあると思っていなかったわ」とセレナ。「（練習のために）コートに立って、こう思ったわ”私はここが大好きで、ホームでプレーするのが大好きなんだ”ってね」。
　　水曜日に今大会では初の練習を行ったセレナ。インディアンウェルズでは抗炎症剤の注射を打ったのだという。
　「今はきちんと（自分の体調を）管理できているわ」とセレナ。「できるだけ痛みから離れるようにして、あとはどうなるかという感じね」。
　　セレナの1回戦はBYE（免除）。初戦となる2回戦のモニカ・ニクレスク（ルーマニア）との試合までは、膝を酷使するようなテストはしないつもりだという。
　　ニクレスクとはインディアンウェルズでも2回戦で対戦し、7-5 7-5でセレナが勝っていた。
　「たぶん、最初の試合に出られるとして、それまでは自分にプレッシャーをかけすぎたくないのよ」とセレナ。「とにかくやってみるだけ。あとはどうなるかという感じね」。(C)AP
　Photo:INDIAN WELLS, CA – MARCH 20: Serena Williams of USA talks to the media after announcing her retirement with an injury before her semi final match against Simona Halep of Romania during day twelve of the BNP Paribas Open tennis at the Indian Wells Tennis Garden on March 20, 2015 in Indian Wells, California. (Photo by Julian Finney/Getty Images)