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<プロ野球>阪神継投で逃げ切り ヤクルトは守乱
○阪神2−1ヤクルト●(1日、神宮)
阪神が継投で逃げ切った。六回、大和の右中間への適時二塁打で2点を先取し、ヤクルトの反撃を1点でしのいだ。先発の岩本は直球に威力があり、7回1失点で12年9月以来の白星。ヤクルトは守備の乱れが響き、好投の石山を援護できなかった。
○…約2年半ぶりの白星を手にした阪神先発の岩本は「ずっと勝っていなくて1勝が遠かった」と感慨もひとしお。重い球質の直球を軸に7回1失点と好投した。七回無死二、三塁のピンチでは、前日に決勝打を放ったヤクルト・畠山をシュートで詰まらせ一直。強気な投球を貫き、この回を犠飛による1点でしのいだ。中西投手コーチは「あの場面で落ち着いて投げられるのは大したもの」と合格点。ローテーションへの定着を狙う岩本は「この1勝で終わらず、どんどん勝っていきたい」と話した。
○…阪神・福留が巧みな守備で勝利を手繰り寄せた。1点リードで迎えた八回1死一、二塁の守り。ヤクルト川端の右翼後方への大飛球を捕ると見せかけ、二塁走者・荒木のスタートを遅らせた。その後、福留はくるりと反転して右翼フェンスに跳ね返った球を素早く処理して二塁手の上本へ。中継プレーもよく、荒木は本塁タッチアウトとなった。福留は「打球の高さ、守備位置から判断した。捕れると思わせないとね」としたり顔。和田監督も「ビッグプレー。ベンチも捕ったと思ったよ」と絶賛した。
○…ヤクルト先発の石山は6回2失点と好投しながら、1球に泣いた。序盤からキレのある直球、シュートを中心に小気味よい投球で阪神打線を封じたが、六回2死から味方の失策などで迎えた一、二塁のピンチで踏ん張れなかった。相性の悪い大和に甘く入った速球を右中間に運ばれ、2点を献上。石山は「粘り切れずに本当に悔しい。早く1勝したい」。調子は良かっただけに、悔いの残る場面になってしまった。