13戦無敗のロジャース監督、2位確保へ自信「正しい道を進んでいる」

　

　

　【スウォンジー 0-1 リバプール プレミアリーグ 第29節】

　　リバプールは16日に行われたプレミアリーグ第29節、スウォンジーとの一戦に1-0で勝利。リーグ戦5連勝を飾り、5位をキープした。

　　土曜日の試合で2位マンチェスター・シティが敗れたこともあり、プレミアリーグの上位争いはより混戦模様となった。シティ、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールの4チームは、勝ち点差わずか4の中にひしめき合っている。

　　リバプールのブレンダン・ロジャース監督はこの試合後の会見で、「週末のマンチェスター・シティの結果によって、我々にも2位に入るチャンスが与えられた」と語っている。来季のチャンピオンズリーグ出場権の獲得だけでなく、さらに上の順位へとたどり着く自信をのぞかせた。

　　指揮官は「我々にはまだやるべきことがたくさんある」と慎重な構えを見せた一方で、「正しい道を進んでいる」とチームの出来に手応えを感じているようだ。

　　今季のリバプールは序盤戦で苦しんだものの、シーズン途中から3バックシステムを採用したことでチームの状態は上向きに。マリオ・バロテッリ、リッキー・ランバートら未だ真価を発揮出来ていない新戦力もいるが、エムレ・ジャンがCBとして異彩を放ち、コウチーニョも覚醒。昨年12月のマンチェスター・ユナイテッドに敗れてからは、13戦負けなしと快進撃を見せている。

　　リバプールは次節、ホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。