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イスラム国だけじゃない 世界の危険都市ワースト20(3)
15位の『キンシャサ』はコンゴ民主共和国の首都。その昔、プロボクサーのモハメド・アリが劇的な逆転KOを収めた“キンシャサの奇跡”で知られ、アフリカ有数の経済発展を遂げた都市だったが、’00年代半ば以降治安が大きく悪化。シェゲと呼ばれるストリートチルドレンがギャングとなって犯罪集団化。アフリカ屈指の危険都市として名高いナイロビやヨハネスブルグ以上とも謳われている。
16位の『シウダー・フアレス』は、メキシコ麻薬戦争を世界中に印象付けた街。’00年代後半には“戦争地帯を除く世界で最も危険な都市”と恐れられ、’09年には7600人が亡くなった。
「大半が麻薬グループによる犯行で、意識がある人間をチェーンソーで切断したり皮を剥いだり、残虐性はイスラム国顔負け。当時に比べて殺人事件は3分の1に減りましたが、それでも世界の上位に入る凶悪レベル」(前出・高島氏)
なお、この街と同時期に殺人事件発生率世界1位を争っていたのが、17位南米ベネズエラの首都『カラカス』。郊外のほかに街の中心部にもスラム化した45階建ての高層ビルがあり、昔の香港・九龍城のように犯罪の温床になっている。
18位はアフリカ大陸最南端の『ケープタウン』。南アフリカの危険都市といえばヨハネスブルクが有名だったが、「’10年のサッカーW杯を機に治安が改善」したという。しかしケープタウンでは治安回復は見られず、ヨハネスブルグから無法者が移り住み、むしろ治安が悪化する一方だという。
19位はパナマ運河で有名な『パナマシティ』。タックスヘイブン(租税回避地)による買い物目当ての外国人観光客も多いが、彼らを狙った強盗などが日常茶飯事。タクシー乗車中に銃やライフルを持った武装強盗団に襲われることもあると、移動中も油断できない。
最後の20位、『ポートモレスビー』はパプアニューギニアの首都だが、「アジア・オセアニア地区で最も危険な街」として知られている。現地を訪れた日本人ビジネスマンによると、「タクシーから降りて、お店やホテルに入る5メートル足らずの間で強盗に遭ったケースをいくつも知っている」と、熱帯の国らしいのどかなイメージはない。
ここに挙がった都市は、警戒の強い首都やそれに準ずる街。平和な日本に住んでいると想像もつかないが、海外には生活のためには平気で人を殺す無法地帯が、現実にこれほど数多く存在するのだ。
仮に誘われたとしても、行ってはいけない。