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ソフトバンク・松坂、OP戦ラス投全開モード 西武時代から相性抜群の新天地
ソフトバンク・松坂大輔投手(34)=前メッツ=が、17日のロッテとのオープン戦(ヤフオクドーム)で平成の怪物の異名をかけて“全開モード”に入る。
16日、右腕はヤフオクドームでキャッチボールなど軽めの練習を行った。登板前日には報道陣へ対応しないのが恒例で言葉はなかったが、その表情は険しかった。
待ったなしの状況だ。前回先発した10日・巨人戦(長崎)では粉雪まじりの寒波の影響で改善中のフォームが乱れ3回3安打2失点。「何もできなかった」と悔やんだ。
今回のロッテ戦は、まさにオープン戦のラスト登板。現時点で工藤監督は31日からのオリックス3連戦で先発させる方針だが、マウンドで再び失態を犯せば、日本再デビュー戦の登板はお預けになる可能性がある。平成の怪物の異名は地に落ち、ファンやメディアからバッシングされる恐れもある。まさに正念場だ。
だが松坂にとって、1つだけ優位に立てる点がある。今回が初見参となる新天地のマウンドだ。
西武時代のアニキ分で野球解説者の石井貴氏は「次もダメなら大バッシングは覚悟の上でしょう。でもヤフオクドームは打倒・王ホークスを合言葉に一緒に燃えた球場。怪物のアドレナリンは福岡では半端じゃないからね」と明かす。
新人年の1999年から2001年4月まで、松坂は福岡では3年越しで負けなしの5連勝をマーク。03年8月から05年まで無傷の6連勝(04年は4戦4連勝)。当時の敵将・王監督に圧巻投球で何度も煮え湯を飲ませた経験がある。「敵地では一番投げやすくて、投げがいがある球場だった」と石井氏。
開幕が目前に迫った博多で、早くも訪れた大一番。相性抜群で体内のアドレナリンが全開する新天地で、松坂は熱投劇を再現できるのか。 (スポーツライター・梶原昌弥)2015/3/17 16:56 更新