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ドロー決着の清武、酒井、原口…地元メディアは軒並み平均的な評価
ヘルタ戦に先発出場したMF清武弘嗣 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第28節が10日に行われ、日本代表のMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと、FW原口元気とMF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンが対戦。清武、酒井、原口が先発出場、細貝がメンバー外となった一戦は、1-1で引き分けた。
地元メディア『Sportal.de』は、同試合に出場した選手の採点と寸評を発表。フル出場した酒井には「3.5」(最高点1、最低点6)の採点をつけ、「酒井とジミー・ブリアントのコンビが機能したことで、序盤のハノーファーは右サイドで頻繁に動きがあった。しかし試合開始から15分が経つと、ハノーファーの攻撃も勢いを失い、酒井の攻撃参加も少なくなっていた。守備では、同じ日本人の原口との興味深いマッチアップがあった。その全ての勝負で勝つことはできなかったが、原口にあまりチャンスを与えなかった」と守備面を評価している。
清武にも同じく「3.5」をつけると、「タイフン・コルクト監督がシステムを4-1-4-1に変更したことで、清武はこれまでのサイドではなく、ラース・シュティンドルの横(2列目中央)で2人目のゲームメーカーとしてプレーをすることが可能になった」と説明。「前半はチームのキャプテンでもあるシュティンドルよりもアクティブだったが、後半に入ると、その状況は反対になった。清武のコーナーキックから決まった先制点を除けば、彼の最大の強みであるセットプレーという武器は、この試合では鋭さを欠いていた」と、数回訪れたセットプレーのチャンスを得点に結びつけられなかったことを指摘した。
81分まで出場した原口には「4」を与え、「開始4分、あわや今シーズン2点目というシーンがあったが、原口のシュートはハノーファーGKロン・ロベルト・ツィーラーが反応した。これが原口のベストプレーで、同じ日本人の酒井を相手に、突破することがなかなかできなかった」と、やや厳しめの評価を下している。
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