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単独5位の松山英樹「微妙ですね」
目指すは優勝のみ、通算11アンダーの5位にも満足しない松山英樹 マスターズ(2015)(最終日) 写真・佐々木啓
マスターズ(4月9日~12日、米国ジョージア州・オーガスタナショナルGC、7435ヤード、パー72)
今季メジャー初戦のマスターズの最終ラウンドが行われ、5アンダーの10位タイからスタートした松山英樹は、1イーグル、4バーディ、ノーボギーの66と、ロリー・マキロイと並ぶ最終日のベストスコアで回り、通算11アンダーの単独5位でフィニッシュ。日本勢初の4日間アンダーパーをマークし、メジャーでは自己ベストの5位に入ったが、悔しさをにじませた。
前半7番までは2ホールしかパーオンせずに苦しい展開だったが、きっちりパーセーブで我慢のゴルフを見せる。8番(パー5)でバーディを奪うと、10番、11番で連続バーディ。
迎えた13番(パー5)は、ピンまで211ヤードの2打目を、右の林の枯れた松の葉の上からスライスをかけて「思った通りに打てた」と5メートルに2オン成功。イーグルパットをジャストインで沈めるとガッツポーズを見せた。
15番(パー5)では1.5メートルのバーディパットを外して悔しさをにじませたが、18番のバーディフィニッシュで4日間を締めくくった。
「3日目までよりパッティングのストロークの感触がよくなって、前半から入っていました」
前日の「パットが普通に入れば60台は簡単に出せる」という言葉どおりの66だった。それでも表情は明るくない。
「60台を出せたのはよかったと思いますけど、15番のバーディパットを外したこととか不満はあります。5位? 微妙ですね。(最近)メジャーでトップ10に入っていなかったので、よかったと思いますけど。まだまだできたと思います。(後悔は)残りますよ」
通算11アンダーは日本勢で最多アンダーパー。5位は日本勢で3番目にいい成績。マスターズでトップ10入りは日本勢で5人目……。多くの記録を作った4日間だったが、喜びよりも悔しさの方が勝っている。
「今年と同じセッティングで、自分のゴルフができたら勝てると思います」
見ているのは優勝の一点だけだが、その確信は強まった。5位では満足しないところが松山の強さの理由でもある。
文・小高拓
本記事は「ParOn」から提供を受けております。
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