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本田、先発出場も得点に絡めず…ミランはカリアリ撃破で4戦ぶり白星
カリアリ戦に先発出場したFW本田圭佑(右) [写真]=Getty Images
セリエA第28節が21日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランとカリアリが対戦した。本田は2試合連続で先発出場している。
前節のフィオレンティーナ戦で逆転負けを喫したミランは、再び「4-3-3」の布陣で臨み、18位と降格圏に沈むカリアリを相手に白星を目指す。
最初にチャンスを作ったのはカリアリ。5分、左サイドのダニーロ・アヴェラールが中央に素早いクロスを入れる。マルコ・サウがトラップから右足を振り抜くが、わずかにゴール左に外れる。
序盤は押される展開となったミランだが、21分に先制点を奪う。アンドレア・ポーリがドリブルでペナルティエリア手前まで駆け上がると、左サイドに流す。フリーで受けたジェレミー・メネズが相手DFをかわしながら右足シュートを放ち、ゴール右隅に突き刺した。25分には、右サイドの本田が逆サイドのルカ・アントネッリにクロスを供給。決定機を演出するも、アントネッリのシュートは相手GKに防がれる。40分には、エリア手前右から本田が左足でミドルシュートを放ったが、得点には至らず。ミランの1点リードで前半を折り返す。
後半開始早々、カリアリはカウンターを仕掛けると、左サイドを上がったディエゴ・ファリアスがエリア内でフィリップ・メクセスとの1対1を制し、ゴール右隅に流し込んだ。追いつかれたミランは49分、メクセスが自ら失点の穴を埋める。CKからのクロスにメクセスが右足ボレーで合わせると、GKの前で大きくバウンドしたボールはネットに吸い込まれ、勝ち越しに成功。ミランが再びリードを奪った。
ミランは70分、本田に代えてアレッシオ・チェルチを投入。直後、ジャンパオロ・パッツィーニもピッチに入る。ミランは77分にPKを獲得すると、これをメネズがきっちり決め、試合を決定付けた。ミランは3-1で勝利を収め、4試合ぶりの白星を手にした。
次節、ミランはパレルモと、カリアリはラツィオと対戦する。
【スコア】
ミラン 3-1 カリアリ
【得点者】
1-0 21分 ジェレミー・メネズ(ミラン)
1-1 46分 ディエゴ・ファリアス(カリアリ)
2-1 49分 フィリップ・メクセス(ミラン)
3-1 78分 ジェレミー・メネズ(ミラン)(PK)
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