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松井氏、ヤンキースフロント入り GM特別アドバイザー就任
ヤンキースは10日(日本時間11日)、OBの松井秀喜氏(40)がブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)の特別アドバイザーに就任すると発表した。松井氏は2012年の現役引退後、日米を通じて初めて特定球団に所属し、ヤンキースの球団フロント入りする。プロ野球巨人から監督就任のラブコールを受け続けているが、松井氏の描く将来像はどうやら方向が違うようだ。
ヤンキースによると、松井氏は傘下マイナーの試合を巡回して視察し、監督、打撃コーチらとともに打撃の改善に取り組む。キャッシュマンGMと選手強化担当のゲーリー・デンホ副社長の側近として仕事をするという。
現在は、チームのキャンプ地フロリダ州タンパで臨時コーチを務めており、11日に記者会見を行う予定。ヤンキースのマイナーには13年にドラフト2巡目で指名された加藤豪将内野手が所属している。
松井氏は巨人から再三監督就任のラブコールを受けているが、これまでに前向きな発言をしたことはない。今年も巨人やDeNAの春季キャンプを視察したものの、わずか数日で米国に戻ってヤンキースのキャンプに参加。今回、ヤンキースのフロント入りの決断をしたあたりからは、将来的にヤンキースのコーチ、もしくは大リーグ球団フロントの要職などの就任を目指しているようにも感じられる。
松井氏の特別アドバイザー就任のニュースは米メディアにも大きく取り上げられた。スポーツ専門局ESPNは「ヒデキ・マツイがヤンキースのフロント入り」の見出し。CBSテレビはキャンプでヤンキースのユニホームを着た松井氏の写真を掲載し「この男を覚えていますか?」と問いかけた。
ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は、「彼は、膝に故障を抱えながら常に正しくプレーした。試合をどう戦うかも知っている。走者が得点圏にいるときに打席に立ってほしい打者であり、左投手も苦にしなかった。我々の組織に多くのものを加えてくれるだろう」と松井氏のフロント入りを歓迎している。
しかし、松井氏のヤンキース打撃コーチ就任については、「(今オフ、候補に松井氏の名前が挙がったことは)なかったと思う。まだコミュニケーションの問題がある。ただ時間をかけていけば、変わってくることもある」と語っている。