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県岐阜商・高橋の修正力にスカウト陣脱帽「高校レベルはるかに超えている」
県岐阜商のプロ注目右腕、高橋純平投手(3年)が24日の選抜高校野球大会の1回戦で、松商学園(長野)を9回2安打1失点11奪三振の好投で4-1で勝利。上々の甲子園デビューを果たした。
「初回は丁寧にいこうとしていたのですが、力みにつながった。中盤から変化球を多くしてリズムよく投げられた」
そうエースが振り返ったように、2回に安打と味方失策が絡み1失点。3回にも投手内野安打で走者を背負うなど、序盤は苦しんだ。
だが、4回以降は縦に大きく割れるカーブを多くした配球を組み立てると、9回まで1人の走者も許さないパーフェクトピッチングを展開。チームを勝利に導いた。
小川監督は「最初は折り合いがつかずにバタバタしていた。力加減に対して腕を振りすぎたり、球離れにばらつきがあったが、簡単に折り合いを付けられるのが彼のすごいところ」と目を細めた。
MAX152キロの剛球が注目される右腕だが、その真価は高い修正能力にある。ネット裏で快投を視察したプロのスカウト陣も脱帽した。
あるパリーグ球団幹部は「力が入っていた序盤から、一転してカーブを多く投げていた。打者のタイミングを外すのと、フォームの修正も考えていたのだろう。真っすぐも抜けなくなっていた。高校生のレベルをはるかに超えている。大したものですよ」と驚嘆の表情を浮かべた。
カーブは上から大きく腕を振って投げないと理想的な変化が掛けられない。プロでもフォーム修正のために投げる投手は多いが、右腕は17歳にして、そのテクニックを持っている。
「今年はいい投手が多いから、指名はある程度ばらけるとは思うが、一番の目玉。5、6球団の競合は覚悟しないといけない」と某スカウト。次戦は大会8日目の28日・近江戦。美濃の剛腕から目が離せない。2015/3/25 16:56 更新