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自身に対する処分を皮肉るイブラ「もっと多ければバカンスへ行けた」

 自身に対する処分を皮肉るイブラ「もっと多ければバカンスへ行けた」

 

 サンテティエンヌ戦に出場したイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images

  パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、LFP(フランス・リーグ機構)から4試合の出場停止処分を受けたことについて言及した。10日付のフランス紙『レキップ』がコメントを伝えている。
 
  イブラヒモヴィッチは、3月に行われたボルドー戦で主審を務めたリオネル・ジャフレド氏について、「15年間の選手生活の中で、ここまで最低な審判は初めて見た。このクソな国でな。この国はパリ・サンジェルマンに相応しくない」と侮辱的な発言をした様子がカメラに収められ、フランス・サッカー界だけでなく政治家なども巻き込んだ騒動に発展。発言後、イブラヒモヴィッチはクラブ公式HPを通じて謝罪のコメントを発表したが、9日に4試合の出場停止を科されることが発表されていた。
 
  この処分に対し同選手は「満足したよ。俺が言ったことが証明されたからな。今、誰もが自分自身の眼で見ることが出来る。今の状況はバカげたものになり、プロフェッショナルなものではなくなっている」と、不満をぶち撒けている。
 
  続けて、処分が4試合になったことについては「もっと多ければ嬉しかったね。それ(シーズン終了まで出場停止)ならもうバカンスに行くことが出来たからな」と、皮肉たっぷりのコメントを残した。
 
  自身の発言については「処分される理由がない。俺の発言は審判に向けて言ったものではない。俺たちは普通に話していただけだ。そして彼(ジャフレド主審)もそれを認めている。もしそれが彼に向けられていたのなら、俺は彼に謝っていただろうね」と、あくまで内輪の会話での発言をカメラがとらえてしまったもので、ジャフレド氏に向けた内容ではなかったと主張している。
 
  イブラヒモヴィッチは、リーグ第33節のニース戦、同34節のリール戦、同32節延期分のメツ戦、第35節のナント戦を欠場することになる。一方、処分の適応は14日からとなるため、11日に行われるフランス・リーグ・カップ決勝のバスティア戦は出場が可能となっている。
 
 

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