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酔いすぎずにお酒として楽しめる1%チューハイ サントリーの『The O.N.E』の商品体感セミナーに行ってきました
サントリーは、3月10日に発売したチューハイ『The O.N.E(ザ・ワン)』の商品体感セミナーを発売当日に開催。企画と開発の担当者がそれぞれ、“アルコール度数1%”という特徴ある同製品の楽しみ方や特徴を紹介しました。こちらに参加して試飲もしてきましたので、レポートをお届けします。
『The O.N.E』は、アルコール度数1%ながらも、お酒の味わいが楽しめるドライタイプのチューハイ。350ml缶で、レモンとグレープフルーツの2種類をラインアップしています。同製品のマーケティングを担当したサントリースピリッツ新商品開発部の馬場彩さんは、九州出身のお酒好きですが、最近は事情によりあまり強いお酒が飲めないのだとか。開発を担当した同社商品開発研究部の河野美香さんは、お酒は好きだけどあまり飲めないとのこと。
まず馬場さんから製品企画の背景が説明されました。まだ小さいお子さんがいるという馬場さん。妊娠・出産の前は外でワイワイと飲むのが好きだったそうですが、現在はお子さんとの夕食の際、ゆったりお酒を飲む時間が幸せなのだとか。そんなに酔わなくてもよいので軽く飲めるとよいのですが、市販のお酒は強かったり、弱いお酒は甘いものが多く、もともとお酒が好きな人の口には合わないことも。
馬場さんのように家事や育児、仕事に忙しい女性だけでなく、家事や育児に参加する男性も増えていることから、日々忙しく、平日はなかなか酔っ払えない、翌日にお酒を残したくないというニーズがあることに着目。お酒らしいドライな味わいで低アルコールなお酒がなかったことから、「いちばん軽いアルコール1%」「上質感のあるデザイン」「本格的な味わい」をコンセプトに『The O.N.E』を企画したそうです。
続いて河野さんが、『The O.N.E』の味と特徴について解説。あまりお酒は飲めないものの、高アルコール度数のすっきりドライな味が好きという河野さんは、『The O.N.E』のベースとして、レモン蒸溜酒とグレープフルーツ発酵酒を選択。レモン蒸溜酒は苦みのあるレモン感やキレのあるシャープな“酒感”、グレープフルーツ発酵酒は発酵により果汁とは異なる複雑な旨みと“酒感”を実現しているそうです。
会場で試飲させていただきました! レモンはレモン蒸溜酒のさわやかな香りとスピリッツのキリっとした苦みが印象的で、甘さが控えめなので十分に“酒感”が味わえます。
グレープフルーツは発酵酒がベースなのでジュースっぽさがなく、深みのある味と香りが“酒感”をもたらしています。
いずれも“薄い”“甘い”といった従来の低アルコールチューハイとは異なり、お酒好きな大人が楽しめるお酒になっています。次の日の朝早いけど風呂上りにちょっとだけ飲みたいときや、外で飲んで帰ってきて家でもうちょっとだけ飲みたいなど、日常の軽飲みニーズにしっかりこたえてくれそうです。
セミナーでは、さらに興味深い事実が明らかになりました。サントリーは、お酒を飲んだ後に体内のアルコールが代謝され、アルコールが抜けた後にも「酔っている」という気分が続く時間を“Airy Time(エアリータイム)”と名付けて調査。アルコール分3%のお酒と比べて、1%のお酒の方が“Airy Time”が長く続くのだそうです。これは燃費がいい! 今までにない新しい飲酒体験ができるかもしれない『The O.N.E』、飲める人も飲めない人も、平日の夜に一度試してみては。
The O.N.E(ザ・ワン) サントリー
http://www.suntory.co.jp/rtd/theone/( http://j.mp/1MwSceC )
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