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ひとり暮らしの収納スタイル変える「せんたく便 保管パック」を体験した
筆者は長らく6畳間の狭いアパートで生活している。"男のひとり暮らし"だけに、忙しくなるたびに部屋の片づけがおろそかになりがち。衣替えの季節ともなると、棚の中は冬物・夏物衣類でいっぱいになってしまう。
そこで今回、冬物の片づけも兼ねて、全国無料宅配クリーニングサービス「せんたく便」の「せんたく便 保管パック」を利用した。
「せんたく便 保管パック」は、「せんたく便」サイト内の注文フォームに入力すればOK。1週間ほどで集荷キットが送られてくる
容量85リットル! 専用バッグは衣類30点まで詰め放題同パックは7月31日まで冬物衣類の注文を受け付けている。洋服を30点までクリーニングできる上に、最長で今年11月まで保管してもらえるという。
「せんたく便」サイト内には保管パックの注文フォームがあり、ここに必要事項を入力するだけで受付完了となる。そして注文から1週間後、集荷キットの入った封筒が自宅に届けられた。
集荷キットの中には、申込書や宅配伝票(着払い)のほかに、しみやキズなど、クリーニングに際して要望のあるときに使う指示シールが4組入っている
キットの中身は、オレンジ色の専用バッグと「ご利用ガイド」に加え、着払いの宅配伝票と申込書、結束バンド、さらに「しみシール」「キズシール」「センタープレスシール」「たたみ仕上げシール」の4種類からなる指示シールが4組。
封筒を開けて、なにより驚いたのが専用バッグの大きさ。横40cm、たて44cm、奥行き48cmで、容量は85リットル! 衣類30点も余裕で入りそうだ。
「せんたく便 保管パック」専用バッグ。広げてみるとかなりの大きさ
早速、専用バッグに冬物衣類を詰めていく。まずは厚手のコート2着を入れ、続いてスーツ上下2点を入れた。その上にジャケット、パンツ、シャツと、バッグに衣類がどんどん詰め込んだ。狭い6畳間でのひとり暮らしゆえ、衣類は必要最小限にとどめているつもりだった。それだけに、大きく膨らんだオレンジのバッグに、「こんなに服があったのか……」と、我ながら驚いてしまう。
なお、衣類にしみがある場合は「しみシール」を、キズがあれば「キズシール」を使用しよう。それぞれのシールにイラストが描かれており、キズやしみのある場所に×印などを書き込んでおく。上着なら襟の内側に、パンツやスカートならウエスト後ろの内側にシールを貼ればよい。
この時期はまず着ることのない冬物のコート。スペースの節約になる上に、クリーニングもしてもらえるのだからありがたい
夏場はあまり出番がなく、しかも雨で汚れてしまったままの黒のパンツも、この機会にクリーニングに出すことにした
約30点の衣類を詰めた専用バッグは大きく膨れ上がったが、それでもまだ余裕があった。口を閉じ、結束バンドを付ければ準備完了
保管パックの利用で、洋服の量を半分にできる衣類を詰め終わったら、必要事項を記入した申込書もバッグの中に入れ、サイドのポケットには宅配伝票を入れて、結束バンドも付けておく。あとはクロネコヤマトのコールセンターに電話し、自宅にやって来た担当ドライバーにバッグを渡せば、これで集荷までの手続きは完了。ちなみに、集荷はヤマト提携のコンビニでも受け付けているとのことだ。
保管パックを利用した結果、それまで冬物・夏物衣類がごちゃ混ぜになっていた自宅の棚は、洋服の量が約半分に。約30点をクリーニングに出したことで、押入れに衣料ボックス1箱分の余裕もでき、すっきりした印象になった。
衣替えの時期になるたび、冬物・夏物衣類がごちゃ混ぜになっていた我が家の洋服棚。「せんたく便 保管パック」を利用したおかげで、衣類の量が約半分になった(写真左が保管パック利用前、右が利用後)
今回注文した衣類は、「せんたく便」を運営するヨシハラの工場(滋賀県)に送られ、きれいにクリーニングされた後、10月頃まで保管されて自宅に戻ってくる予定。どんな仕上がりになるのか、いまから楽しみだ。
「せんたく便 保管パック」は、一部地域を除き送料無料で、保管料も無料。サービスでしみ抜きも行うとのこと。料金は1万1,929円となっている。