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他の人がクールビズ進めるのはOK、でも自分が着るのは…
はるやま商事はこのほど、ビジネスマンを対象に「クールビズに関するアンケート」を実施した。今夏のクールビズに強い関心を持ちながら、着用にためらいを感じる人も多いことが明らかになった。
「今年の夏に向けて、クールビズを積極的に推進することに賛成しますか?」(はるやま商事「クールビズに関するアンケート」より)
同アンケートは、東京都、神奈川県、埼玉県に住み、週3日以上スーツを着用する男性会社員を対象に調査が行われ、1,030人の回答を得た。
今夏のクールビズに関しては、「大いに賛成」「まあ賛成」を合わせて、全体の90.2%が賛成という結果に。「今年の夏、クールビズを実践しようと思いますか」の質問にも、全体の88.6%が「実践している」または「実践するつもり」と答えた。今夏の節電の影響もあり、より一層のクールビズを求める声が多かった。
その一方で、「実践できない(しない)」と答えた人からは、「着るのが習慣になっている」「業界の慣習」との理由が。年代別に見ると、20代では「会社や上司の方針で実施できない」という人が目立ち、40代や60代以上においては、「顧客・得意先の目が気になる」を理由に挙げる人が多かったという。
他の人のクールビズとしてなら、「7分丈パンツもしくは短パン、ビズポロ」のスタイル(右端のイラスト)でも問題ないと回答する人も
アンケートでは、5点のイラストを示した上で、ビジネスの場で「許せる」と思うスタイルを聞く項目もあり、クールビズの標準といえる「Yシャツ、スラックス、ジャケットなし」までを挙げる人が半数以上を占めた。
また、ビズポロ(ビジネスポロシャツ)着用のスタイルに対して、「自分が着用して出勤できるもの」として許せる人はわずか5.8%だったのに対し、「委託先の人が訪問してくる格好」として問題ないという人は10.3%と、2倍近くの差が。
他人がクールビズを進めることには寛容でも、自ら実践することに関しては抵抗を持っている人が多いようだ。