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復興支援をどうビジネスモデルにつなげるか

 復興支援をどうビジネスモデルにつなげるか

 

 東日本大震災から2カ月半。まだ避難生活を余儀なくされている地域もあれば、復興へ向けて歩み続けている地域もある。さまざまな支援が続けられている中、単なる援助ではなく、未来へ持続していく取り組みも模索されている。チェンジザワールド合同会社が運営するプラットフォームのひとつ、表参道アカデミーでは、復興支援のための講座が開催された。

さまざまな職業、立場の人々が参加

 「復興支援をどうビジネスモデルにつなげるか」をテーマに掲げ、5月28日開かれた講座「東北復興支援長期支援のために-CTW Discussion Table #1」(会場:表参道アッセンブリーホール 主催:チェンジザワールド合同会社 協力:鎌倉投信株式会社)には、約10人のゲストが参加。会場には30人ほどが集まった。

 ゲストは会社経営者、NGO関係者、デザイナーなど、肩書きはさまざまだが、ほとんどが今回の震災でさまざまな活動に携わっている。講座はゲストらのディスカッションによるブレインストーミングで行われ、その後はゲスト以外の参加者も話し合いに加わった。

 ファシリテーター(進行役)が発言をまとめ、記録し、可視化していく中で、議論は進められていった

 前方の議論をするグループと、それを後ろから見るグループに分かれる「フィッシャボール(金魚鉢)」というかたちで議論は行われ、第2部では、議論参加者が入れ替えられた

変わらなければならない仕組みも

 最初に、復興への取り組みの状況整理が行われた。初期段階の動きとしてボランティアなどによる「小さなつながり」があり、政府などによる「マスタープラン」の提示、そして「復興支援というビジネス」、さらに「復興後につながる新しいビジネスの形成」という4つの段階が示された。

 復興への動きについては「共感」が軸になっているという指摘があった一方、「マスタープラン」の不在を強く感じている参加者は、「小さなつながり」が「マスタープラン」へ影響することを期待すると発言。ビジネスモデルに欠かせない「お金はどこから出るのか」という点についても、復興国債の必要性など提言があった。

 また、仮設住宅設置の際、プレハブ協会を通す必要があることや、2年で廃棄するなどの仕組みが壁となっているといった具体的な問題も提起された。法律、行政などの面にも、見直すべきことが少なくないようだ。

 当日の様子は、TwitterとUstreamで同時配信された

 ディスカッションの後は、テーマごとにグループにわかれて話し合いが行われた

若い人たちを地域の担い手に

 被災地の東北は、震災以前から産業も若い人も少なかったという指摘もあった。復興には若い人たちがカギとなるという考えが出ると、東北にゆかりのある若い人や外国人などによる「新しい地縁」も考えられ、それはビジネスにつながるという意見も出された。

 さらに、復興のために東北に入ったNPOなど、震災後被災地に住む人たちのネットワークができ上がる可能性もあげられた。地縁とはまた別の、いわゆる「ふるさと」の形成も考えられるという。

 ボランティアで現地に入った人たちが、その場所が気に入って移り住んだという例は、阪神淡路大震災のときにも見られた。男女の出会いもあるという話には笑い声があがった。

何もないという価値

 特に津波に襲われた地域は、何もなくなってしまった。だが、その「何もない」ということにこそ価値があるという意見には、同調する声が少なからずあった。現地を訪ねてきた参加者は、何もない状態ではあるものの、現地の人々は前向きであり、生産性も高いと指摘した。

 他地域の人々も参画して、例えば新しいプロジェクトを立ち上げるなどの提案もあり、東北を旧来の仕組みを変える舞台として、世界に発信していくべきだという意見が出された。

 また、被災地に多い高齢者は、長年にわたり生きるスキルを身につけていて、その話を聞くだけでも発見があり、さらに高齢化社会へ向けたアイデアを得ることができる貴重な存在であるとの意見もあった。

これからも継続される話し合い

 最後は、数グループにわかれて、ディスカッションに出てきたテーマについて話し合いが重ねられた。今回のブレインストーミングは、中長期支援のためのヒントとなったり、さらなる議論へとつながっていく。そのために、同講座は続けられていくという。

 実際の講座は3時間以上続き、さまざまな意見が出された。被災地に経済を生み出すためにはどうしたらいいか? そう考えている人だけではなく、何かをしたい、何をすればいいのかわからないという想いを抱く人も、このような場に参加してみてみると発見や気づくことがあるのではないだろうか。

 ディスカッションを聞きながら、今後は、被災地での議論や、大学生または高校生など学生を含めた議論なども展開されていくかもしれないと考えた。確かにこれは「小さなつながり」ではあるが、やがて大きな物事を動かしていく力になったり、何かを変えていくことになるはずだ。参加者一人ひとりの熱意が伝わり、そう感じた。

 話し合いの結果は、模造紙にまとめられ、それぞれ発表された

 短い時間にもかかわらず、前半の議論をふまえ、さらにアイデアに満ちた発表をする各グループ

 さまざまな角度から、熱い議論が交わされ、「見える化」がされていく

 最後には、各グループで話し合われていたテーマも紙の上にまとめられた

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