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「多芸な人」だけが持つ本当の強み
世間では多芸な人はあまり評価されません。「多芸は無芸」という言葉もあります。しかし、「多芸な人」にも隠れた利点がたくさんあります。今回は、多芸な人は成功できないという固定概念を捨てるべき理由についてお話します。
「多芸な人」とはどんな人?
多芸な人とは、たくさんの異なる仕事において、有能なスキルを持っている人のことです。多芸な人は、あらゆることのやり方を少しずつ知っています。その反面、特定のスキルに熟達する十分な時間を持てなかったりします。例えば、プログラミングができて、家具を作れて、お金をとれるくらい料理もうまいけれど、どれも「驚くほどすばらしい」というほどではない、という人などです。スイスのアーミーナイフみたいなマルチツールを思い浮かべてください。ひとつのことしかできないスクリュードライバーとは違います。マルチツールでも用は足せますが、ひとつのことならスクリュードライバーのほうが上手に行えます。
一般的に私たちは、生涯を通じて何かひとつのスペシャリストになれと教えられます。そう、「大人になったら何になりたい?」と聴かれるわけです。まるでひとつのものにしかなれないみたいに。もちろん、スペシャリストになることには、間違いなく多くの利点があります。しかし、それが人生で成功する唯一の方法ではないはずです。必ず何か1つを選ぶべきだとか、多芸な人は損をするのだ、とは考えない人たちもいます。たくさんの人(私も含めて)が、多芸になれば、スキルの習得がますます簡単になるのだと考えています。ジェームス・リウ氏(BoxCat Gamesの創設者)は、多芸な人になることは必然だと言ってます。
長年、学び、教え、を繰り返してきた経験から、ある結論に至りました。(人間の)学習のプロセスは、トリックを使ったり、対象に最適化したり、スケールを変更することが簡単にできます。人生を生きていると、何かひとつのことで熟達の域に達するか、ほぼ手が届くところまで来る時が訪れます。いちどそこまで到達すると、そこで得られた知識を使って、類推を働かせられるようになります。つまり、ある分野でやっていたことを、別の分野にコピーできるようになるのです。とはいえ、私が声を大にして言いたいのは、少なくともひとつのことに熟達していなければ、多芸な人にはなれないということです。それが、ソーシャルスキルであれ、人形作りであれ、数学、言語、感情認識であれ、とにかく、多芸になりたければ、少なくともどれかひとつはマスターしていなければなりません。…