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「濃さ」選びが大事!かけ続けると病気になるサングラスに注意
痛みで苦しまない人生を医学で導く痛み改善ドクター、富永喜代です。春の日差しがまぶしく感じるなら、それは片頭痛の合図かもしれません。片頭痛にはサングラスが有効です。
片頭痛に効くサングラスを選ぶポイントは、
1.光をさえぎること
2.視野を狭くすること
3.網膜の細胞を刺激しない色を選ぶこと
です。
片頭痛に効果的なサングラスの色は、神経を刺激する青色よりこげ茶系がお勧めです。しかし、単純にポップなカラーではなく、黒や茶色がいいのね、というわけにはいきません。
ポイントはその色の濃さなのです。なんと真っ黒のサングラスやダークすぎるこげ茶色は、白内障の可能性を上げてしまうのです。
確かに、グラス面積が広く真っ黒なサングラスをかけると視界に光が入り込まず、片頭痛を起こしにくくなります。ところが暗すぎる視野だと、脳はこの人は暗闇の中にいるんだ、と勘違いして瞳孔を大きく広げます。暗闇の中でネコの目が光って見えるのは、開いたネコの瞳孔が光を反射するからですよね。
暗闇でもないのに、サングラスの下の瞳孔が開くと、道路や壁から跳ね返った紫外線がサングラスと皮膚の隙間から瞳孔に入り込んでしまいます。紫外線カット率100%のサングラスでない限り、サングラス面からも瞳孔に紫外線が伝わります。
本来、まぶしい炎天下では、目の水晶体を守るために瞳孔を絞り、光に含まれる紫外線をさえぎらなければなりません。ところがサングラスの影に反応した開きっぱなしの瞳孔では、紫外線をさえぎれず、水晶体の老化が加速度的に進んでしまうのです。
その結果、濃すぎる色のサングラスをかけている人は、水晶体が白くにごる白内障になりやすいというわけです。
片頭痛に効いて白内障に影響しない濃さのサングラスとは、どのくらいの濃さなのかというと、サングラスをかけて、うっすら目の形が分かるくらいの濃さが適当だと考えられています。
薄すぎると光の遮断効果は低下しますが、接客業など業務上色つきのメガネは困る、といった職場の場合なら、透明でブルーカットタイプのグラスを選ぶといいでしょう。光の波長の中で青の波長をさえぎるだけでも、目の疲れ方は違ってくるといわれています。
自分にあったサングラスを選ぶ基準として、色、形、そして彩度も選択肢の一つに加えてみてください。そうすれば、一層、老化から目を守る片頭痛予防アイテムになることでしょう。
(富永喜代)
【ガイド:All About News Dig編集部】