「爆発物仕掛けた」 ワシントンで買い物客が避難

　

　
　　アメリカ・ワシントン郊外のショッピングモールで２７日、「爆発物を仕掛けた」との匿名電話があり、買い物客が一時的に避難する事態となりました。
　　「爆発物があるとの電話があったのは、こちらのショッピングモールです。現場は国防総省の目と鼻の先とあって、大勢の捜査員が詰め掛け、捜査にあたっています」（記者）
　
　　現地時間の２７日正午すぎ、ワシントン郊外にあるショッピングモールに「爆発物を仕掛けた」との電話がありました。 連邦捜査局＝ＦＢＩの捜査員や地元警察官が駆けつけ、建物の中にいた買い物客を避難させたほか、現場近くを立ち入り禁止にしました。
　
　　およそ２時間の捜索の結果、爆発物は見つからなかったため、規制は解除されましたが、現場が国防総省の近くだったほか、アルカイダ系のテロ組織「アルシャバーブ」が先月、アメリカ国内のショッピングモール襲撃を呼びかける動画をネット上に公開したこともあり、現場は一時騒然となりました。（28日06:01）