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高カロリーだけど食べた方がダイエットにいい食材
多くの女性にとって、永遠の課題であるダイエット。決して太っているわけではなくても、細くて華奢なモデルやタレントに憧れて努力をしているという人も。ただし、間違えたダイエットは健康と美容の大敵なので要注意!
私自身、20代前半の頃はぽっちゃり体型がコンプレックスで、1食をりんごに置き換えたり、すべての食事をオイルフリーにしたり、話題になったダイエットはひとまず試してみました。それで、一瞬痩せたと思ってもリバウンドしたり、肌荒れがひどくなったり…。それもそのはず、栄養バランスの悪い食事や油抜きは、かえって代謝が悪くなり痩せにくい体質を招くのです。
とくに、健康的で美しいボディをつくるのに重要な役割を果たすのが、“油(あぶら)”。油と聞くと、ダイエットの大敵だと思いがちですが、それはサラダ油やマーガリンなど質の悪い油のこと。これらの油は様々な病気の原因を引き起こし、悪玉コレステロールを増やします。
反対に、質の良い油はカラダの細胞膜やホルモンの材料になり、潤いのあるしっとりとキメ細かいツヤ肌をつくるだけでなく、代謝の良い痩せやすいカラダに。ちなみに、カロリーは高くても質の良い油は不必要な分は体外に排出され、ほとんど脂肪にはならないのでご安心を!
■美容にいい油とは?
では、キレイのためにどんな油が必要かというと、最近話題になっている「オメガ3脂肪酸」を豊富に含む油。オメガ3脂肪酸は、私たちのカラダを維持するための必須脂肪酸で、イキイキとした細胞をつくり、善玉コレステロールを増やして腸内環境を整えたり、免疫力をアップしたり、ホルモンバランスを整えるなどの役割を担っています。
しかし、体内で作ることができないので食べ物から摂ることが必須。この脂肪酸が足りなくなると、肌や髪、爪がボロボロになったり、便秘や冷え症、不妊などの原因になります。そこで積極的に摂りたいのが、オメガ3脂肪酸の一種である“アルファリノレン酸”がたっぷり含まれている、えごま油、亜麻仁油、インカインチ油。
これらの油を毎日、大さじ1杯程度摂ることで、オメガ3を効果的に体内に取り込むことができます。また、油のほかにもあじ、サバ、さんま、イワシなどの青魚にもオメガ3脂肪酸であるDHA、EPAが含まれているので、積極的に摂るようにしましょう。
■美味しく油を食べるコツ
普段使いなれていない油を摂るのは、最初は難しいかもしれませんが、1度使ってみるとサプリメントよりも格安ですし、お手軽。…