【今日のインサイト】あのマイケル・J・フォックスも闘病中…「パーキンソン病」を知っていますか？

　

　

　4月11日は、「世界パーキンソン病の日」。パーキンソン病の発見者である、イギリスの医師ジェームズ・パーキンソン博士の誕生日に、その功績をたたえ制定されました。

　そもそも「パーキンソン病」って、名前は耳にしたことがあるかもしれませんが、どんな病気かご存じですか？

パーキンソン病の患者と医師の交流が、実話を元に描かれた1991年日本公開の名作
　『レナードの朝』

　パーキンソン病は、いわゆる神経変性疾患のひとつ。脳内のドーパミンが減少することで起こる、身体が動きにくくなる病気です。「手足がふるえる」「筋肉が硬くなる」「動きが遅くなる」「体のバランスが悪くなる」この4つが主な症状とされ、体が動かしにくくなることにより、身体機能が低下します。

　高齢者に多いとされていますが、40歳以下で発症する若年性のものもあります。日本における患者数は10万人あたり約100～150人といわれていますが、高齢化が進むなかでは、ますます増加していくと考えられています。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主人公、マイケル・J・フォックスも闘病中
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　パーキンソン病を完全に治す治療法はまだありませんが、薬により症状はかなりよくなるといわれています。また、自宅で運動をしたり、言語運動をすることで、身体機能の低下を防ぎ、日常生活を送ることもできます。進行が遅いため発症に気づきにくい傾向にありますが、早期発見をして適切な治療をすることが大切。

　協和発酵キリンのウェブサイト「パーキンソン病サポートネット」（http://www.kyowa-kirin.co.jp/parkinsons）では、一般の人向けにもわかりやすいようにパーキンソン病について解説しています。正しい知識を身につけるためにも、ぜひ一度のぞいてみてくださいね。　（五十嵐ミワ）

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　※価格は2015年4月11日現在