仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【米国はこう見ている】田中将大に「球団の顔」の声 「ヤ軍は彼の靱帯に将来を託している」
「ヤンキースの顔はマサヒロ・タナカだ」
ヤンキースの田中将大投手が昨季限りで現役を退いたデレク・ジーター氏に代わる名門の“顔”に指名されている。ESPNが「ヤンキースの顔はマサヒロ・タナカだ」との見出しで特集している。
ピンストライプの名門一筋でワールドシリーズ優勝5回、メジャー3000本安打達成し「キャプテン」の愛称で知られたジーターは昨季限りで20年間のメジャー生活に幕を下ろした。長らくヤンキースの象徴としてフィールドに君臨してきた英雄はもういない。
「良きにせよ、悪しきにせよ、靭帯が切れてしまうまでは、ヤンキースの顔はマサヒロ・タナカだ。これは素晴らしいことなのか、それとも、球団の衰退の兆候なのか」
記事ではこう言及している。
昨年7月に右肘靭帯部分断裂で離脱するまで、メジャー1年目にしてサイ・ヤング賞候補にも挙がるほど圧巻のピッチングを続けた右腕。故障後2カ月半リハビリで離脱した田中は今年のオープン戦で順調な仕上がりを見せている。
特集では「デレク・ジーターの引退で過渡期にあるヤンキースは田中の内側側副靭帯がどこまで持つかに将来を託しているのかもしれない。ヤンキースの財産の筆頭に挙げられる所以でもある」と分析している。
ジーター後のヤンキースは看板選手不足?
田中以外の看板的存在の候補としては、禁止薬物使用問題で出場停止処分の解けたアレックス・ロドリゲス内野手を挙げながらも「近年はより悪評が高くなっており、今年チームに貢献するかもしれないが、もはやエリート選手ではない」と指摘。
また、昨年セットアッパーとして活躍したデリン・ベタンセス投手に関しては「もしも、彼がクローザーとなったとして、フランチャイズの顔役にクローザーがなることはとても異例だ。マリアノ・リベラ全盛期でも、ジーターかAロッドが常に先んじていた。ベタンセスがどんなに偉大になろうとも、一番上に彼の名前が来ることはないだろう」としている。
記事では、ほかにも田中と同じタイミングでヤンキースに加入したジャコビー・エルズベリー内野手やブライアン・マッキャン捕手、カルロス・ベルトラン外野手、また、マイケル・ピネダ投手やCC・サバシア投手らの名前を挙げつつも、名門の顔になれるかについては否定的。かつてレッドソックスで活躍し、実力、実績とともに十分なエルズベリーに関しても「前面に出るべきと考える人間もいるかもしれないが、彼は物静かで、ヤンキースのスターとみなすべきか、どうなのか」と評している。
ヤンキースは昨季、2年連続でプレーオフ進出に失敗。今季の成績に田中の活躍が大きく影響するのは間違いない。メジャー2年目にして地元メディアから早くも看板選手として取り上げられるほど、大きな注目を浴びている右腕。果たして故障明けの不安を払拭し、チームを躍進へと導くことができるか。