お酒で脂肪燃焼!? 研究で判明したワインの「驚くべき健康効果」とは

　

　
　お酒を飲むと、どうしても太っちゃって……と、お嘆きではないでしょうか。飲み会が続くシーズンなどに、気づけば体重が増えてしまったという経験を持つ女性もいるかもしれませんね。
　でも、お酒＝ダイエットの敵、ということではなさそうなんです。
　アメリカのオレゴン州立大学の研究で、身近な“あるお酒”に脂肪燃焼効果があると明らかになったそう！
　そこで今回は、ダイエット食品を販売するサニーヘルスの発表をもとに、フードアナリストの筆者が、身近なあのお酒のもつ脂肪燃焼作用について、ご紹介しましょう。
　
　■ブドウに含まれる成分で脂肪燃焼!?
　同発表によると、アメリカ・オレゴン州立大学の分子生物学者ネイル氏らによって、グレープジュースまたはワインを飲むと、脂肪の燃焼を助け、肥満や脂肪肝などの改善につながることがわかったとのこと。
　研究で、アメリカ南東部の野生種“マスカダイン”という種のブドウから発見された4つの天然成分に、人間の肝臓と肝細胞をさらし経過を観察したところ、既存の脂肪細胞の成長を抑えるとともに、新しく脂肪細胞が形成されるのを、劇的に遅らせる効果が見られたのだとか！
　
　■赤ワインはアンチエイジングにもダイエットにもイイ!?
　ブドウに含まれる4つの成分のうち、特に強力な効果を持っていたのは、天然ポリフェノールの一種である“エラグ酸”という物質。エラグ酸は苺などベリー系やざくろにも多く含まれ、美白効果を持ち、化粧品やサプリメントなどにも使用されています。日本では、厚生労働省から認定を受けている成分なんですよ。
　今回の研究では、肝細胞内の脂肪酸の代謝を促進させる効果が顕著だったとのこと。どうやらワインには、脂肪燃焼の作用があるといえそうです！
　すでに一般的になっている“赤ワインポリフェノール”は強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングや生活習慣病などの予防に効果があることで知られていますよね。さらにダイエット効果まで期待できるとなれば、太りたくない女性にとって特に“赤ワイン”は、強い味方といえるかもしれません。
　
　以上、ワインの脂肪燃焼作用についてお伝えしましたが、いかがでしたか？
　「お酒は飲みたい、でも太りたくない」という女性の願いを叶えてくれるのは、“ワイン”のようですね。中でも、ポリフェノールが豊富な“赤ワイン”なら、アンチエイジング効果まで期待できちゃいますよ！
　お酒は、適度に飲めばリラックス効果も高いといわれています。…