ケニア大学襲撃、自爆テロ図ったか

　

　
　　アフリカのケニアでアルカイダ系の武装集団が大学で銃を乱射して１４７人が死亡した事件で、犯人側が自爆しようとしていたことがわかりました。
　　ケニア東部ガリッサで２日、武装集団が大学のキャンパスを襲撃、学生らを人質にとった後、突入した治安部隊と銃撃戦になり、これまでに学生ら少なくとも１４７人が死亡、７９人が負傷しました。隣国ソマリアを拠点とするアルカイダ系の過激派組織「アル・シャバーブ」が犯行を認め、イスラム教徒の学生は解放し、キリスト教徒の学生を人質にとったとしています。
　
　　治安部隊は武装集団のうち４人を殺害しましたが、ケニアの内務相は「４人が爆発物を身につけており、銃撃戦の際、爆発した」と述べ、犯人側が自爆テロを図ろうとした可能性を指摘しています。（03日15:00）