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シャープ、北米市場を「緑茶」で攻めろ、「お茶プレッソ」新モデルを夏にも
シャープは3月25日、お茶メーカー「ヘルシオお茶プレッソ」2機種を4月24日に発売すると発表した。価格はオープンで、税別実勢価格とカラーバリエーションは、上位モデルの「TE-TS56V」が2万8000円前後でグリーンとレッド、下位モデルの「TE-GS10B」が2万5000円前後でグリーンとブラウン。
製品発表会で沖津雅治・執行役員・健康・環境システム事業本部長は「昨年発売した『お茶プレッソ』は想定の3倍も売れるヒット商品になった。今回の新モデルでは、夏にも北米で発売し、日本のお茶文化を輸出したい」と語り、海外にも販路を広げていく方針を明らかにした。
新カテゴリー商品ともいえる「お茶プレッソ」は、普通に市販されている緑茶の茶葉を、独自開発した「うす」で挽き、湯を沸かし、かき混ぜるという一連の作業を自動化したコーヒーメーカーならぬ「お茶メーカー」。いつも飲んでいる茶葉で、抹茶さながらのお茶が楽しめる製品だ。新モデルでは、よりきめ細かく茶葉を挽く「うす」を新たに開発。口当たりがいっそう抹茶に近づいた。また上位モデルの「TE-TS56V」には「湯ざまし」機能も搭載。85℃の「温茶」と70℃の「ぬるめ」を選ぶことができる。「温茶」ではパンチの効いた渋み、苦みが、「ぬるめ」では甘みやまろやかさが楽しめる。
お茶プレッソを「まさにコーヒーメーカーのような存在にしていきたい」と語るのは、発表会で製品概要を説明した、健康・環境システム事業本部・調理システム事業部・田村友樹・副事業部長 兼 商品企画部長。「2014年4月に発売した最初のモデルで得られたお客様の声を受けとめ、新モデルを開発した」と話す。
北米向けモデルの「TE-T56U」については、「上位モデル『TE-TS56V』と同等品。『ティー セレ』という名前で発売する。ティーセレモニーの意味を込めた。これでアメリカに茶道文化も広げていきたい」と意気込みを語った。中国を始めそのほかのエリアに関しても販売を検討していくが「日本の緑茶は、輸出先の半分がアメリカ。健康に対する関心も高い」(田村商品部長)こともあり、最初の海外市場として、まずは北米にターゲットを定めた。