セクシー男優しみけんインタビュー「脳みそツルツル野郎」で地上波ギリギリを攻めたい

　

　

　　2015年4月3日の25時から、テレ玉にて新番組「しみけんの脳みそツルツル野郎」が始まりました。7500本以上の出演作を持ち、テレビ番組にもしばしば出演しているAV男優しみけんさんの、地上波では初となる冠番組です。

　　第一回では「うんこ味のカレー」をテーマに放送されました。今回、筆者は「地上波でできるギリギリのラインを攻めて行きたい」と豪語するしみけんさんに、番組にかける熱い思いなどを伺ってみました。

　
　

　

　──タイトルの「脳みそツルツル野郎」はどういう意味なんでしょうか？

　しみけん「元々はAV監督の嵐山みちるさんと二人で家でツイキャスをやっていたんですよ。そのタイトルが『脳みそツルツル野郎』。僕は18歳からAV男優をやっているので他の業界のことを全然知らないんです。だから一般常識がなくて、世間とのズレを感じていました。なので一般常識人を呼んで僕の脳みそにシワを増やしていこう、というそういう企画です。それがネットテレビになって、今回ついに地上波になったんです」

　──あ、じゃあ、脳みそがツルツルってのはしみけんさんのことを指してたんですね。具体的にどんな人からお話を聞いたりしてたんですか？

　しみけん「スタントマンの人を呼んで高層ビルの飛び降り方を聞いたり、ですね……。火事になって、どうしても窓から飛び降りなきゃいけない時に、生存率を上げる飛び降り方とか知りたくないですか？　そういうのを教えてもらったんですよ」

　──いや、知りたいですけど、それは一般常識人の知識とは違うような……。

　しみけん「で、第一回目は僕の幼少期からの謎であったうんこ味のカレー。これをテーマにやりたいなと思いまして。でも、スポンサーの人から枠一つ買ってもらったんですけど、素人集団が枠一つ貰っても番組作れないんですよ……。それで、僕が前々から好きだったり、付き合いのある人たち、それがニブンノゴの宮地さんだったり、中村愛さんだったりするんですけど、僕からお話してレギュラーになってもらいまして。スタッフも手探りで集めてやってるんですけど、いやー、難しいですね！」

　──どの辺が難しいのでしょうか？

　しみけん「地上波ってアウトな言葉ばっかりなんですよ。BPOの目がやっぱり怖いみたいで。ロケ後の仮編集版もほとんどカットされちゃって。でも、そんなBPOの人たちも思わず笑っちゃうような、笑って、許してやろうかなって思ってくれるような、そんなギリギリのラインを狙って行きたいですね！」

　──具体的にはどの辺の描写が問題視されてたんですか？

　しみけん「うんこの連呼をやめろとか、見せ方が本当にうんこっぽいからやめろとか、そんなんですね。…