仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ダイエットにも効果的!「紅茶」のもつ力とは? 骨粗鬆症の改善に役立つ可能性も
大阪大学の研究チームが、紅茶に含まれるポリフェノールが、骨粗鬆症の改善に役立つ可能性があるという研究結果を発表しています。
骨の内部では、常に新しい骨を作る「骨芽(こつが)細胞」と、古い骨を破壊する「破骨(はこつ)細胞」が働き、健康な骨を維持しています。そして骨粗鬆症は、古い骨が壊されるほうが優位になり、骨がもろくなることから発症すると考えられています。
大阪大学免疫学フロンティア研究センターの西川恵三助教らの研究グループは、破骨細胞が作られる際に関係する有機化合物が、紅茶に含まれるポリフェノールの一種「TF3」によって、働かなくなることを発見しました。
研究では、実験的に骨の量を3分の1に減らした骨粗鬆症のマウスに「TF3」を3日おきに3週間にわたって投与したところ、「破骨細胞」が減少し、骨の量がほぼ正常の状態に回復することを確認したとのこと。
これを人間に置き換えた場合、例えば体重60kgの人間では、1日に紅茶を20杯飲まなければならない計算になるそうです。紅茶にはカフェインが含まれているため、飲み過ぎは注意が必要ですが、研究チームでは、今後有効成分を医薬品やサプリメントなどにして摂取すれば、骨粗鬆症の予防・改善につながるとしています。
紅茶を飲んですぐに骨が丈夫になるというわけではありませんが、今後の研究に期待したいところ。なお、紅茶はそもそも健康効果抜群。紅茶がもつとされる主な効能は以下のとおりです。
1)抗酸化作用
メラニン色素生成を防ぎ、美肌にも。
2)がん予防効果
抗酸化物質によるがん予防が研究されています。
3)抗菌作用
ピロリ菌に対する殺菌性も認められたそうです。
4)ダイエット効果
茶カテキンのもつ糖分分解酵素により、ダイエット効果があるとされています。
5)カフェインの働き
紅茶にはカフェインも含まれ、疲労労回復とストレスの解消に有効です。
6)ビタミン・ミネラルの補給
紅茶で有効なビタミン効果は、ビタミンB群の中でB2、B6、ナイアシン。