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「頭の中で誰かの声が聞こえる」。幻聴経験者は意外と多く問題がない場合も多々あることが判明(英研究)
「頭の中から声が聞こえてくる」、「ガイヤが俺に輝けともっと輝けと囁いている」。そこに誰もいないはずなのに、見えざる者の声を聴く。そんな経験をしたことはあるだろうか?
これは幻聴と呼ばれるものだ。かつて心理学者らは、幻聴は精神疾患の兆候だったと言っていた。心配性の人なら、「何らかの病気の予兆であるに違いない」と不安になるだろうし、一度でも統合失調症患者を扱った映画をを見たことがあるなら、自分もいよいよ・・・と思ってしまうのも無理はない。
だが安心してほしい。最近の研究によると、幻聴はそう珍しいものではなく、他に身体的症状が出てない限りは問題ないケースも多いという。
幻聴に対して精神的な病気の予兆と考えている精神科医や心理学者は少なくない。確かに幻聴は統合失調症の症状の1つであることに違いはない。だが、心理学雑誌「Lancet Psychology」に発表された新たなる論文によると、幻聴は誰にでも起こりうる症状で、問題がない場合が多いということがわかったそうだ。
イギリスのダラム大学の研究チームは、幻聴を聞いたという153名の被験者に対し徹底的に調査を行った。その結果、幻聴は異常現象でも何でもなく、幅広い経験を持つ人であれば誰しもが経験することであるということが判明したのである。
例えば、私たちが高額なパソコンを購入しようとする時、「本当にそのパソコンを購入すべきかどうか?」を心の中で問いかけようとする。どうやら幻聴はこうした心の声の延長と考えてもよさそうである。
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ただし、幻聴に加え、何らかの身体的症状を伴う場合には病気を疑う必要があるそうだ。手や足にチクチクした痛みが走るなどの身体的症状がない場合は病気の心配はいらないとのこと。
逆に、「もしかすると病気なのではないだろうか?」というストレスが精神的な病気を誘発する原因にもなるため、くれぐれも心配のしすぎには注意していただきたい。
もし幻聴が聞こえたら、「モルダー、あなた疲れているのよ」。と自分自身を落ち着つかせ、とりあえず睡眠時間を確保することに努めよう。それでも幻聴が収まらず、体にも症状がでるようになったら、病院にGOだ。
via:gizmodo・原文翻訳:lingafrank
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