トヨタ世界販売半数で部品共通化 新戦略、２０年めど

　

　

　　トヨタ自動車は２６日、新たな部品の共通化戦略「ＴＮＧＡ（トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー）」を採用した車種を、２０２０年ごろまでに世界販売台数の半数に導入する方針を明らかにした。

　　１５年中に全面改良する主力ハイブリッド車「プリウス」が初採用車種となる見通しだ。

　　ＴＮＧＡでは、エンジンや車台も順次刷新。新エンジンと変速機を組み合わせて燃費を２５％以上改善する。ハイブリッドシステムでは１５％以上の燃費向上を見込む。

　　トヨタのエンジンは約８００種、車台は約１００種に上り、効率的な車両開発の妨げになっていた。