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ミランがエンポリの司令塔とフランスの若手MFに興味
ミランは来季に向けての補強メンバーをピックアップ中だが、2人の候補者の名前が挙がってきているようだ。25日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
一人はエンポリの司令塔を務めるイタリア人MFミルコ・バルディフィオーリ、そしてモンペリエのフランス人MFモルガン・サンソンだ。
エンポリのバルディフィオーリは現在28歳。今季23試合に出場し、6アシストをマークしている。同紙はバルディフィオーリについて、プレースキックの精度が高く、プレーのセンスやポジションの適性からミランの戦術には溶け込みやすいのではないかと評価している。
一方、モンペリエのサンソンはまだ20歳と若く、将来有望な選手のひとりだ。U-19、U-21フランス代表として7試合ずつ出場しており、順調なキャリアを歩んでいる。
トップ下のポジションを得意とし、サイドハーフやボランチとしてプレーできる中盤のオールマイティープレーヤーだ。今季は25試合に出場し、4得点4アシストをマークしている。移籍金は1000万ユーロ(約13億3000万円)と推定されている。
ブラジル・フルミネンセの神童ジェルソンに欧州のビッグクラブたちが熱視線を送っている。26日、イタリア紙『トゥット・スポルト』を含む複数のクラブが報じた。
ジェルソンは1997年生まれの17歳のU-20ブラジル代表ミッドフィルダー。高いキープ力と広い視野を武器に、センターフォワードからトップ下、左サイドハーフと幅広いポジションをこなす。自らドリブルで仕掛けることも可能だが味方を生かすパスに長けており、”現代的な10番”と表現することができる選手だ。
同選手の父親であるマルコス・アントニオ・ダ・シウバ氏はブラジルメディアに対し、「ジェルソンがユベントスに加入すれば、すぐにでもトップチームに加わることができるはずだ」とコメント。その自信を隠してはいない。
「ユベントスとブラジルのシンボルになるだろうね。彼らは息子に対して特別注目してきた。偉大なサッカー選手として成長させるためにね」
しかしながら、ジェルソンを狙うのはユベントスだけではない。マルコス氏は「ユーベのプロジェクトは非常に興味深い」としながらも、「バルセロナもまた驚くべき解決策となるはずだ」と語っている。
未成年者の選手獲得に違反したバルセロナは2016年1月まで補強を行なうことができない。そのため、現時点でジェルソン獲得レースはユベントスがリードしているとみられている。果たしてブラジルの神童を獲得するのはどのクラブになるのだろうか。