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世界の水不足に国連が警鐘、「2030年には40%足りない危機的状況に」
3月22日は国連が定めた「世界水の日」。国連の世界水アセスメント計画(WWAP)がこのほど発表した報告書では、現在の水の使い方から試算すると、地球では2030年には需要量に対して40%の水が不足するという危機的状況に陥ると指摘している。中国・環球網が23日伝えた。
報告書によると、世界の人口増加や都市化の進展、中産階級の人が急増していることなどによって、水の需要が大幅に増えている。特に懸念されるのは水不足が起こりやすい地域、また水の料金や水資源などの管理が不適切な地域での状況だ。
水の需要量の増加ペースは通常、人口増加率の2倍とされており、都市人口の急増は水不足の大きな原因のひとつだ。現在、世界の人々が都市部に住む割合は約50%だが、2050年には69%まで拡大する見込みだという。
(編集翻訳 恩田有紀)
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