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佐藤・鈴木がかぶりすぎ問題…苗字かぶり大国・韓国ではどう区別してるの?
Photo by Sungsil Hwang on Flickr
今日、どこかの会社でこんな会話が繰り広げられているかもしれない。
「おい鈴木、佐藤さんからのメール早めに返しておけよ!」
「え、佐藤さんからのメールならもう返しましたよ。CC入ってなかったですか?」
「いや、〇〇社の佐藤さんじゃなくて、●●社の佐藤さんのメールだよ。お前宛だったぞ」
「あ、それなら鈴木さんの担当です」
「そうか、あっちの鈴木か」
「そうですよぉ、佐藤さん!」
そう、日本には鈴木さんや佐藤さんが多いことはいまさら言うまでもなく、このように混乱してしまう場合が少なくない。学生などの仲間内では下の名前で呼ぶことで区別できるが、仕事でのコミュニケーションとなるとそうはいかない…。
■韓国ではどうしてるの…?
ここでふと、疑問が浮かぶ。30万近く苗字のバリエーションがありながらここまで混乱している日本。では、すべての苗字を数えても300もいかないお隣・韓国では、この“同じ苗字問題”にどう対処しているのだろうか?
これについて、現在日本で働きながら暮らす韓国人のみなさんに聞いてみた。複数の疑問に答えてもらったので、寄せられた回答を総合して紹介しよう
■苗字で呼ぶのは失礼?
日本での敬称の「さん」にあたる言葉は、韓国では「シ」だ。たとえば、キムさんという人を呼ぶとき、“佐藤さん”のように“キムシ”と呼ぶことはあるのだろうか?
「それは失礼にあたるので、あまりないです。イメージでいえば、苗字に“シ”を付けて呼ぶのは、使用人を呼ぶようなニュアンスになってしまいます。韓国には、“キムC”(キムシー)という名前の歌手がいますが、彼はあえてそのようなイメージを与える名前を付けており、韓国のテレビ番組などではよくそのことをいじられていました」
これは、日本人も知っておくべきことだろう。英語で「My name is~」と自己紹介すると、日本語で言う「拙者は~」や「吾輩は~」といったニュアンスになるということが最近広く知られ、英語教育にも変化をもたらしたが、韓国人のみなさんとコミュニケーションをする際も上記のことは気を付ける必要がありそうだ。
■基本的には、下の名前で呼ぶ…英語圏との違いは?
では、苗字で呼ぶことはないのだろうか?
「基本的には、ないと言っていいと思います。ただ、役職付きの場合はあります。『キム課長』とか『キム部長』とか。ただ、その場合、日本語で言うと『キム課長様』や『キム部長様』と、“様”が付くことになります。…