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報道ステーション降板騒動で渦中の古賀氏「“アイ アム ノット 安倍”発言に後悔はない」
本誌コラム『古賀政経塾!!』でもおなじみの古賀茂明氏が、3月27日の『報道ステーション』(テレビ朝日系。以下、報ステ)でコメンテーターとしての出演を降板させられることになったと番組中に発言、大きな波紋を呼んでいる。
古賀氏は「今こそ、日本人は『アイ アム ノット 安倍』と世界に向けて発言すべき」と今年1月23日の同番組でコメント、世間の注目を浴びていた。ISIL(イスラム国)による2邦人殺害を受け、安倍政権の外交安保政策を批判した発言で、これに官邸が激怒。テレビ朝日に抗議の連絡が入ったという。
それに対し、局側は報ステで古賀氏をコメンテーターとして起用することを断念したというのが古賀氏の見解で、それに異議を唱える古舘アナとのやりとりが大騒動を巻き起こしたわけだ。
本誌は古賀氏を直撃、単刀直入に話を聞いた。
東大法学部卒業後、経済産業省に入省。経済産業政策課長などの中枢ポストを歴任し、キャリア官僚としてエリートコースを歩んでいたが、2011年9月に退職して以降、定職に就いていない古賀氏。講演やメディア出演などの仕事が減って収入が細れば、たちまち生活に行き詰まってしまう。普通なら、先行きに不安を感じてしまうものなのだが―。
「僕は今フリーの身ですから、不安に思わないわけはありません。でも、いいかげんに映るかもしれないけど、僕は流れに身を任せて生きるタイプ。強い意志で人生を切り開いたり、将来の目標を達成するために今すべきことを手帳に記入したりなどはあまりしない(笑)。ここで妥協すれば有利とか、そんな損得計算も苦手です。それよりは自分に正直に、自由に生きたい。だから、瞬間瞬間を自分なりに懸命に生きているつもりです。
強いて言えば、僕なりの『好きか、嫌いか』という基準が行動規範になっているのかも。『アイ アム ノット 安倍』発言もそう。周囲には『もう少しおとなしくして報ステに出演し続けたほうがよかった』と残念がる声もありますが、そうは思わない。僕にとっては時の政権を怒らして仕事がなくなることよりも、自分の信念を曲げるストレスのほうがずっとつらく、嫌なことなんです。だから、『アイ アム ノット 安倍』発言に後悔はありません」
もともと官僚を辞めたのも出たとこ勝負。確たる計算があってのことではなかった。
「経産省に古賀という面白い官僚がいる」。そんな評判が立つようになったのは、古賀氏が「天下り禁止」などを盛り込んだ公務員制度改革に取り組んだり、原発事故を起こした東電の破綻処理を日本で最初に主張するなど官益に反するような改革案をマスコミにぶち上げ始めてからだった。…