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大自然と大都会が共存! 世界屈指の美しい港街ケープタウンへ【感性美人になれる世界の女子旅♪】
南アフリカといえば、何を思い浮かべますか? 喜望峰や大自然、野生動物のサファリ、ワイン、サッカーワールドカップ……。じつは近年、世界中から観光客が増加している南アフリカですが、日本人にはまだなじみの薄い国ですよね。そこで女子にとって気になる治安の面も含め、南アフリカ1週間の旅行体験をレポート。第1回は同国最大の観光都市、ケープタウンの魅力をご紹介します!
■まずは、南アフリカってどんな国? 治安は大丈夫?
日本の約3.2倍の面積をもつ南アフリカ。多民族、多人種国家で、公用語は英語をはじめ計11種も! 1994年にアパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃に追い込んだネルソン・マンデラ元大統領は、すべての人種が融和する“虹の国”を目指してきました。昨年で民主化20周年。2010年のサッカーワールドカップ開催を機会に観光客が急増し、急速な経済成長とともに、治安も飛躍的に改善されています。
海外の話題といえば事件などが報道されがちですが、実際に先日訪れたケープタウンは明るく清潔で、ヨーロッパのリゾートのような雰囲気にびっくり! 人々も観光客にとっても親切です。乗り継いだヨハネスブルグの空港でも、見た目はちょっぴりいかつい警備員さん(笑)に恐る恐る話しかけてみると、拍子抜けするほど気さくに笑顔で対応してくれたり。夜のひとり歩きなどは避け、環境のいい中心地のホテルを選べば心配はいりません。
■ケープタウンのシンボル! テーブルマウンテンの山頂へ
さてケープタウンに着いて、まず圧倒されたのが巨大なテーブルマウンテン。断崖絶壁、標高1086メートルの山の頂上はナイフでスパッと横に切ったかのよう! このユニークな形は、太古に隆起した海底が風雨による浸食を繰り返し、固い地質部分だけがテーブルのように残ったものだそう。地元の人々は、この山頂にかかる雲のことを“テーブルクロス”と呼び、雲のようすから、風や天候を予測しているそうです。
頂上まではケーブルカーで約5分。この日の山頂は気温が地上よりも6度ほど低く、帽子が吹き飛びそうになるほどの強風。遠くからはゆったりと動いているように見えたテーブルクロスですが、強風の山頂では崖下へと滝のように流れていくさまを目の当たりにしてびっくり! 眼下には大西洋に抱かれるようにコロニアル調の美しい街並みが整然と連なり、大都会と大自然が調和するパノラマ絶景……。震えました。ライオンの頭に見立てた丘「ライオンズヘッド」や、かつてネルソン・マンデラ氏も収容された元刑務所島で世界遺産でもある「ロベン島」、サッカーワールドカップが開催されたスタジアムなども一望できますよ!
■まるで絵本の世界♪ カラフルな家屋が連なるボカープ地区
パステルカラーのキュートな家が立ち並ぶボカープ地区は、女子におすすめの散策エリア。…